カナダの携帯電話事情。 2006年7月17日
暑くなってから、ケフィアヨーグルトの管理が難しい。ケフィアは低温発酵の乳酸菌なので30度を超すと固形分が分離して出来が悪くなる。今までは、異常発酵を始めたら新しい菌を補充して回復させていた。しかし、その買い置きをきらしている。以前、ケフィアは赤羽ダイエーに置いてあったが、今はない。しかし、専門店がある池袋まで買いに行く気にはなれない。それで、今の菌を元気にさせることにした。
乳酸菌は嫌気性で表面以外の中の方は元気である。それで、空気に触れ雑菌が繁殖している表面部分を捨ててみた。すると、ケフィアはみるみる元気になった。
ケフィアの故郷コーカサス地方では、ヨーグルトは減った分だけ牛乳を注ぎ足すことで維持している。厳密には周囲にいる自然の乳酸菌も僅かに加わって、その家独自なヨーグルトが醸成される。同じ理由で、我が家の30年もののケフィアヨーグルトも他にない美味しさがある。
7月18日
銀行帰り、インテリアの店へ寄って母のベットのクッションを見た。しかし、私手作りのベットに合うサイズがなく買うのを止めた。近いサイズの安物を買って切り詰めて使う他ないようだ。
伸びて耳に触れる髪が気持ち悪いので、帰りに床屋さんに寄ろうと思ったが休み。
昼食抜きで歩き回って、既に2時過ぎ。空腹で頭がクラクラする。緑道公園を急いでいると携帯電話が鳴った。かかって来たのはこの携帯を買ってから2度目である。相変わらず、虫が鳴いていると錯覚して直ぐに取らなかった。用件は介護保険の事で、ケアマネージャーからであった。
携帯にメールは毎日大量に届くが、どれもスパムメールばかりで直ぐに削除する。
だから、私の携帯電話は時刻とカレンダーを見るだけに使う。他は、時たま外出先から母の様子見に電話を入れるだけ。宝の持ち腐れのようだが、ないと非常に不便だ。
先日、カナダの知人から彼の地の携帯事情のメールが届いていた。
カナダの携帯電話付属のデジカメはプリクラ以下の荒い品質のようだ。加えて、メールに写真貼付となると、説明書に出来るとあるのに実際には誰も設定出来ない。専門家に聞いてもその設定方法を知らないのだから驚く。かなりアバウトな国である。たとえば、アラーム設定がついていてもアラームを設定する曜日設定ができない機種が多く、土日にも鳴ってしまうのでその都度設定を解除しなければならない。
緊急の110番通報に相当する911コールはかけなくても月々200円程が徴収される。911コールをしない選択肢があるが、これは緊急性を無視した変な設定である。他にも、色々機能を唄っているが設定出来ないものばかりで、実際にはどれも役立たない。
ただ、個人情報は総ての機種に互換性のあるSIMカードに記録され、機種が代わってもそのメモリーを差し替えれば同じように使える。
電話料は安い定額でも月4〜5千円。その為、主婦や子供達は携帯電話は持っていないようだ。美しい風景に恵まれているが、ITマニアには寂しい土地かもしれない。この様子では携帯命の日本の若者達は絶対に暮らせない。
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