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2007年3月26日 (月)

雨上がりの子供たちの遊び。2006年7月19日

朝から雨脚が強かく、自然公園へ着くころは、車椅子を押す手が雨でふやけてしまった。
公園の歩道側溝は水はけ用に砕石で埋めてある。今日の雨量は多く、溢れた雨水が砕石上を勢い良く流れていた。
その白濁した流れは懐かしい。子供の頃、遊んでいたように、笹の葉で笹舟を作り流れに浮かべてみた。笹舟は勢いよく流れに乗って、すぐに見えなくなった。
「子供の頃、よくそうやって、遊んでいたね。」
車椅子の母は楽しそうに笹舟を見ていた。

子供の頃、家の前には裏山の沢水を引き込んだ側溝があった。日射しが強い日は各戸が側溝の水を長柄の柄杓で汲み上げ打ち水をした。側溝には弁慶ガニが沢山住み着いていて、子供達の格好の遊び場でもあった。

今日のような大雨の後は、側溝を白濁した雨水が溢れれるように流れた。子供達は工夫を凝らして笹舟を作り、流れに浮かべて競争させた。側溝には所々コンクリートの蓋があった。劣勢だった自分の笹舟が、蓋のトンネルをくぐり抜けた時、逆転していたりするととても嬉しかった。そうやってどこまでも、私達は笹舟をにぎやかに追いかけて遊んでいた。

大雨の後、少し大きな子供達はタモ網を持って沢へ出かけた。沢のよどみには急流を避けた川エビが集まっていて、タモ網ですくうと面白いように川エビが捕れた。漁師町で芝エビ等の海のエビは飽きる程食べていたが、殻の柔らかい川エビは珍しく、格別に美味かった記憶がある。

夕暮れ、外は雨がやんで明るい雲が広がっていた。この雨に洗われた大気は清々しい。

子供の頃、雨上がりには雨に洗われた砂利道に白い半透明の石英が顔を出していた。私たちはそれを集め、暗い所で金槌で叩いて火花が出るのを楽しんだ。石英以外にも緑や赤の美しい石が見つかる事もあった。昔の子供達は、そのように天候を遊びに取り入れていたが、今の子供にそのような遊びはないようだ。

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