湯島神社の大祓は十條のお富士さんの祭礼と重なる。2006年7月4日
湯島神社へ夏越しの大祓へ行った絡みで、今日、お札と茅の輪とお下がりの浅草海苔が届いた。お下がりは氏子が納めた供物である。御徒町あたりの海苔問屋からの上質な供物で美味い。茅の輪とお札は仕事部屋に祀った。
湯島神社の大祓は十條のお富士さんの祭礼と重なる。
6月30日、その日は好天で暑かった。午後2時半、母の夕食の支度をして家を出た。埼京線十條で下車し、商店街の裏道を線路沿いへ引き返すと、お祭りの縁日に出る。富士塚までは500メートル程で、縁日の人混みが続く。学校を終えて、遊びに来た子供達の浴衣姿が可愛い。しかし、昔と比べると子供の割合が随分少なくなったなった。高さ7,8メートルの富士塚の階段を上り小さな祠に家内安全を祈った。日中は遊び目的の客が多く、お参りは少ない。しかし、夜になると富士塚へは長蛇の列で、2,30分待つことがある。
お参りを済ませ、京浜東北線の東十条へ向かった。
この道筋は昔のままの風景である。少し歩くと、どさ回り芝居の殿堂、梅沢富美男の本拠地篠原演芸所がある商店街の出口で、そこから左折して坂を下る。
東十条駅は鉄路を跨ぐ陸橋の上にあり風通しが良い。駅手前の向かいに藤棚と縁台がある。以前は年寄りが涼みながら将棋を指していたが、最近は見かけなくなった。
上野には4時前に到着。5時の大祓には間があるので、不忍池をブラフラしながら湯島へ向かった。不忍池のスズメ達は動物園の餌を横取りしているので、皆太っていて人懐っこい。しばらく、スズメに見とれ、蓮の花を楽しみ、連れ込みホテル街を抜けて湯島天神に4時15分に到着した。
受付に大祓の人形を納め、茅の輪くぐりをした。8の字に左右左と3度回ると図説してあるが、その絵がヘタで理解しがたい。私を含め参拝者の殆どが、茅の輪の前に立ち止まり迷っていた。
大勢が大祓が始まるのを待っているが、宮司が変わってから手順が悪く、時間通り始まらない。5時20分に、ようやく始まって祝詞を皆で唱え、切り麻を撒いて祭礼は終った。その後の宮司の演説が長いが、終わると同時に、私は首尾よく一番でお祓いのお神酒を頂いた。
神社を出てから母に電話をして無事を確かめ、母の好物「つる瀬」のマメ餅を買った。それからアメ横に出てピータンとアロハを買った。アロハは赤地にパイナップル模様で母への土産にした。
マメ餅は食べきれないので、冷凍してある。
今日のリハビリに母はアロハは着用して行った。皆が褒めてくれたので、母は上機嫌で帰宅した。
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