赤いアロハで母は元気になった。2006年7月6日
今年の夏は今のところ暑くはない。それでも、常連の老人達の多くが自然公園へ姿を見せなくなった。秋、再会出来れば良いが、殆どはそれっきり姿を見る事はない。殆どの老人の公園でのリハビリは1年間だけで2年以上は稀である。
そのような老人達に比べ、母はこのところ元気である。散歩帰りに駅前に出るのを疲れるからと嫌がっていたが、このところは楽しみにしている。昼食後も、横になっている時間が短くなった。今日は少しだが、テレビを見ながらビーズ細工をしていた。
何故元気になったのか、理由は分からない。敢えて言えば、夏用の服を数着、買ったからかもしれない。その一つが先に書いた赤いアロハである。赤い服は母の好みでもあり、元気になって欲しいとの私の思いもある。赤い服は、身に着けると生命力が賦活すると言われている。それで昔から肌着に赤が使われていた。それに加えて、新しい服を着て外出したい意欲が、母を元気にしているのかもしれない。
最近まで、母は午後になると堪え難い疲労感を訴えていた。それで、肝機能強化のために鬱金に加えてマリアアザミを服用させ始めた。再発ガンに対しては、舞茸エキスを以前より多く飲ませている。エキスは生の舞茸300グラムに少し水を加えたものを電子レンジで3分30秒加熱して、滲出した濃厚なものである。これはうまみ成分が多くて、母には好んで飲んでいる。残り滓の舞茸は味付けして私が食べる。これがなかなか美味い。
舞茸エキスを飲ませ始めたのは、去年2月、腹が張って苦しいと訴えた頃からである。その時、東京北社会保険病院の内科で診てもらったが、どうしょうもない、と言った診断だったので、私の考えで飲ませ始めた。これが不思議に効いて、今に至るまで腹の張りを訴えなくなった。
舞茸は最近値崩れして、私が買うのは150グラムパックで80円と格安である。サプリメントとしてエキスは売っているが、私が飲ませている量だと10倍近い値になってしまう。
カテキンもガンに効くと言われているので、質の良い番茶を電動臼で微粉末にしたものをアイスクリームに混ぜて食べさせている。これは市販の抹茶アイスと比べて格段に美味い。私はこの緑茶アイスが大好物で、つい毎食デザートに食べてしまい、目が冴えて寝付きが悪くなってしまった。
とは言っても、突然悪化するのが老人の常。明日何があってもうろたえないように腹を決めている。
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