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2007年3月28日 (水)

キャンデーが溶けて流れるアスファルト 2006年8月21日

今朝は玄関前でカナブンが死んでいた。昆虫の世界ではすでに夏は終わりに近いのだろう。紙ナフキンに包んでゴミ箱へ弔ってあげた。
先日は自然公園の遊歩道に、青トカゲが人に踏まれて死んでいた。私の育った南九州の漁師町では、ヘビやトカゲは腹を上にして死なせておくと海が時化ると忌み嫌っていた。それで子供たちは死んだヘビなどを見つけると必ず腹を下にしておいた。その青トカゲも風習通り背を上にして草むらにそっと置いた。草の葉に包まれた小さなトカゲの顔は安らかに見えた。最近、小さな死を捨てておけない。見つけると「よく頑張ったな」と、つい言葉をかけてしまう。

今日の散歩の行きがけ、御諏訪神社への上り坂で美しい蝶を見つけた。帰ってから図鑑で調べたが名前は分からない。似ていたのはツマグロヒョウモンだが、その蝶はツマグロの部分が青い燐光に、ヒョウモンは金色に光っていた。今もその美しさを幻覚のように思い出す。

まだ暑いが、母はバテずに頑張ってくれて助かる。
夏の間は、自然公園の帰りにイトーヨーカ堂へ寄ることが多い。今日は買い物はないが、母を冷房で涼ませ、ついでに2階の身障者用トイレを使わせた。トイレ入り口には冷水器が設置してある。その冷水をボトルに補充し、母が首に巻いている保冷帯を冷水で冷やした。首を冷やすと脳の暑さからの負担が減る。そのような工夫で暑さに母は耐えられるのかもしれない。

イトーヨーカ堂からスターバックスに寄りカプチーノを一つ頼んだ。それを母が飲んでいる間に私は銀行へ行った。今月は支払いが多い。下ろした僅かな生活費の半分は、直ぐに右から左へ消えてしまう。お金のことをお足とか羽が生えていると言われているが、私のは行ったきりで、仲間を連れて帰ってこないのが辛い。
とは言え、何とか収入安定への工夫はしている。と言っても絵を描く他、能はないので、いつものように描いているだけだ。今は自作俳句をイメージに描いている。

キャンデーが溶けて流れるアスファルト

それを暑苦しくなく描こうとしているが、難しい。絵はイメージが重くなると売れないのである。

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