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2007年3月 8日 (木)

BSE予防にポークカレー 2006年2月21日

昨夜、カレーを作ろうと刻みタマネギと豚肉をいためた。しかし、料理を始めてからカレーのルーを買い忘れていたのに気付いた。仕方が無いので、野菜だけ煮込んで置いた。

今日、買い物の時、いつも使っているルーを探したが無い。それで代わりに、美味そうな商品名の高額なルーを買って煮込みに入れた。だが、コクも香りも薄く水っぽい仕上がりだ。どうやら、味と値段は関係なかったようだ。仕方が無いので、カレー粉やチャツネや色々加えて味を整えたら何とか味は良くなった。カレーはナンにつけて食べた。とても美味い。

最近、知人との間で食べ物の話題が多い。その中のフリーターをしていた知人の話だが、彼は一時期、大手レストランチエーンで働いていた。しかし、彼はその店のステーキは食べたくないと話していた。理由は使っている牛肉にあった。彼の話では安い老廃牛のパサパサの肉に針山のような太い注射針で牛脂や食感を変える色々な成分を注入して、霜降り和肉風に変えたものをステーキ用に使っているらしい。そう言えば、以前ステーキを食べた時、変な味だったが、もしかするとその手の加工肉だったかもしれない。
高級レストランで、客の目の前で肉のかたまりから肉片を切り出して焼いてくれる。あれは、そのような加工肉は使っていないと演出しているのだろう。

先日書いた糖蜜飼育牛だが、これはメキシコ経由でメキシコ産として日本へ輸出されているらしい。糖蜜飼育牛とは鶏糞飼料に糖蜜をかけ飼料として食べさせられた牛のことである。問題なのはその鶏糞の元の鳥の飼料である。アメリカでは牛以外の豚や鳥の飼料に肉骨粉を使う事は認められている。とすると、BSE原因の異常プリオンが鳥の体を素通りして、糖蜜飼育牛が摂食していることになる。まことに厭な話を聞いてしまった。
そんなこんなで、最近はカレーには豚肉や鳥を使う。ちなみに、肉骨粉の異常プリオンは豚や鳥には感染しない。

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