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2007年4月 3日 (火)

幸不運を合わせると誰でも同じ0。2006年11月23日

母が嘔吐して汚した敷き毛布を好天の火曜日朝に洗った。化繊綿を毛足の長い毛布状布でを挟んだもので厚みは薄いが、搾り機に入らない。仕方が無いので、濡れたまま竿に掛けた。翌水曜も天気は良かったが乾き切っていない。それで、今朝から母のベットの上で布団乾燥機にかけている。

乾燥機の送風で、部屋が埃っぽいのでベランダのガラス戸を開け放った。外は曇天で肌寒く、仕事部屋まで冷たい外気が漂って来る。体を暖めようと、牛乳のカップを電子レンジに入れた。
温まったカップを勢い良く取り出すと、カップの底がドアにぶつかり、牛乳が3分の1程床にこぼれた。いつもらならイライラする失敗だが、今日はのんびり後片付けをした。そんな気持ちでいられるのは母の体調が安定して来たからだ。

昨日は、大型犬の小次郎ちゃんのお母さんがお見舞いに来て、母はとても喜んでいた。
体調が悪い頃、母は姉たちでも見舞いを極端に嫌がっていたが、元気になると人恋しくなるようだ。しかしそれも、今日までで明日金曜に退院になりそうだ。

母を緊急入院させた時、病院側に手に余っての入院と誤解されかけた。救急車を利用せず車椅子で連れて来たからだ。
しかし、生協浮間診療所からの紹介状がFAXで届いていた上、母の病状が安定次第すぐに退院させ、自宅療養に移ると私が強調したことで、担当医に好感が持たれた。
「お元気になられるまで、じっくり治療いたします。」と医師は懇切丁寧にこれからのことを話していた。
現実には、手に余った寝たきり老人を緊急避難的に入院させる家庭が多い。しかし、殆どは家族が疲れ果ててのことで、本当に気の毒なことだ。

母が倒れる前々日、母が車椅子生活になってすぐに買った中国製の空気ポンプが壊れた。次は、中国製のハサミを床に落とし、プラスチックの柄が折れてしまった。どちらも粗製濫造の安物だから仕方が無いが、それでも不吉な予感がした。
しかし今、予感は運良く外れて安堵している。

先週土曜の緊急入院の日、私は東京北社会保険病院の対応の悪さに怒り、母を連れ戻そうとした。あの時、私の判断が一瞬早く、呼び戻しに追いかけて来た看護婦が間に合わなかったら、母の病状はどうなっていたか分からない。
母の人生は不運続きだったが、晩年は常に最悪の事態を免れている。幸不運のプラスマイナスを合わせると誰でも0と言うが、その通りのようだ。

Ma_3

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