夫は郷里へ移住、されど妻と子は付いて来ず。2006年10月18日
このところ、赤羽自然観察公園でスズメが寄って来なかったが、今日はあちこちで餌をねだられた。スズメは虫を食べている期間と穀物を食べる期間が交互にやって来るらしい。
餌に集まるスズメたちは初夏あたりまではフワフワの毛玉みたいだった体つきの幼鳥が沢山交ざっていたが、今は頬の黒丸がくっきりした立派な成鳥ばかりになった。彼らの1年は人の30年くらいに相当するようだ。我々から見るとあっけないが、彼らは人程、思い出に捕われないので、それでも平気なのだろう。
今日の日中、母の尿が殆ど出ない。夜間は大量に出るので、総量で判断すれば異常ではない。しかし、気分が悪そうなので、午後川向こうの浮間診療所へ連れて行った。しかし、午後は休診で6時からの夜間診療まで待たなくてはならない。諦めて北赤羽駅前のスーパーライフに寄って買い物をして帰った。
乏尿は食欲がなく、食事量が少ないことも影響しているかもしれない。いずれにしても一度診察を受ける必要がある。
住まいから500メートル以内に10軒の診療所や病院がある。マスコミで地方の医師不足を取り上げているが、地方の人には東京の状況は夢のように見えるだろう。
先日、地方に実家のある友人と話していて、そのことが話題になった。
実家は東北南部の地方都市の郊外なのだが、そこも医師不足らしい。そこに友人の同窓生が、郷里で定年後を過ごそうと家を新築した。しかし、老後に不安を抱いた老妻や子供たちがついて来ない。結局、その人は単身で暮らしている。
しかし、その人もそのうち耐えきれなくなって医療制度が充実している東京に戻るだろう、と友人は話していた。すでに、そのようにして、空き家になった新築家屋が幾つもあるらしい。地方が崩壊して行くことは、地方出身者として辛い。
私が子供の頃、南九州の小さな漁師町に開業医が3軒、総合病院が1軒あった。戦後間もない頃だが、今より医療が充実していた訳だ。
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