« おばさん自転車の無謀運転が目に余る。2006年10月27日 | トップページ | 逞しいインド商人。2006年10月31日 »

2007年4月 1日 (日)

頭の良い鳥は目が可愛い。2006年10月29日

毎日の散歩の行きがけ、緑道公園の陸橋の上で休憩して母にお茶を飲ませる。陸橋上手は八幡小学校裏の自然林の傾斜でプラタナスの巨木が生えている。風のある日はサワサワと葉擦れの音がして、深い山の中にいる心地になる。斜面には木いちごも多く、夏の頃、摘んで食べてみたが甘くて美味しかった。

母はそこでオブラートに包んだ緩下剤のサトラックを飲み、その後、ドロップを口に含む。母は咳がひどいが、不思議と散歩中は咳をしない。ドロップが効いている訳ではなく、綺麗な空気の所為でもない。帰りに駅前の人混みに出ても咳をしないところをみると、空気以外に原因がありそうだ。

今日はノンカフェインの熱いコーヒーをボトルに入れて来た。いつものように陸橋の上でコーヒーを飲んでいると、数メートル離れた手摺の上にカラスがとまった。カラスは、クッキーのかけらをくわえていて、丸い目をクルクルさせて私たちを見ていた。
「取ったりはしないから、ゆっくり食べなさい。」と母は話しかけた。
カラスは人の言葉が何となく分かるようだ。すぐに、小さなかけらを数口で食べてしまったが、クッキーの粉がくちばしにくっついている。カラスはくちばしを何度も手摺に擦り付けて粉を落した。
カラスは若く、羽は玉虫色に光り、くちばしは漆塗りの細工物のように美しい。カラスでも若者は身だしなみが気になるようだ。くちばしがピカピカになるとカラスは飛んで行った。

頭の良い鳥は目の動きが知的である。知人宅のオウムも、私が声をかけると好奇心一杯に丸い目をクルクルさせて、羽を広げたり、頭の毛を立てたり、表情豊かに答えてくれた。

そのオームは人まねが上手で、お腹がすくと知人の父親の声で「おーい、飯。」と母親を呼んだ。呼ばれると母親がリンゴを食べさせてくれていたので、彼は言葉の意味をよく分かっていたようだ。
知人宅にはペスと言う名のセパードもいた。彼はセパードの名前も覚えていて、日に何度も「ペス、ペス。」と主人の声で呼びつけていた。その都度、ペスは忠実に駆けて行くが、呼んだはずの主人がいないので右往左往していた。
家人がいない留守中にもオームに呼びつけられるので、ペスは困りはてていたようだ。多分、彼は駆け寄って来るペスの馬鹿面が面白かったのだろう。

|

« おばさん自転車の無謀運転が目に余る。2006年10月27日 | トップページ | 逞しいインド商人。2006年10月31日 »