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2007年4月 2日 (月)

母は新しい小犬との出会いが嬉しかった。2006年11月13日

ようやく冷涼な秋がやって来た。
真夏と同じスタイルで玄関を開くと冷風が素肌まで吹き抜けた。この冷たさは北国のようで懐かしい。見渡しても雲一つない快晴。北風にばい煙が払われ、真っ白な富士が見える。更に日光連山から筑波山までくっきりと見えた。

夏のシャツではなく、フランネルのシャツが良かったかな、と後悔しながら、体を温めようと車椅子をグイグイ押した。御諏訪神社の旧坂を力任せに押し上げた頃、ようやく体が温まった。神社前の信号を渡って、少し行くと蕎麦屋がある。その手前の家にゴールデンの小犬が来ている。

昨日、通りかかると半開きの玄関から小犬が飛び出して来て、柵の間から上半身を乗り出し母に甘えた。全身、枯れ葉まみれの元気な小犬である。「遊んで、遊んで、」と手を伸ばす仕草がとても可愛い。追いかけて出て来た家人に名を聞くと、ルイちゃんと言う。「偉い名前ですね。」と褒めると、家人は嬉しそうだった。
最近、ペットとの別れが多かったので、母も私も新しい出会いがとても嬉しかった。

今日もルイちゃんに会えるかと楽しみにしていたが、玄関は閉まっていて、庭にも気配はなかった。家の中で遊んでいるのだろう。これから、毎日、傍を通るのが楽しみである。

緑道公園も紅葉が始まった。路傍には住人が植えた菊が真っ盛りである。先日、白黒の子猫か遊んでいたが、見かけない。誰かに拾われたのかもしれない。
気持ちのよい散歩日和だが人は少ない。赤羽自然観察公園でも、昨日開催運動会の代休の小学生数人に出会っただけだ。

静まり返った園内を一巡して古民家で休んだ。土間の竃の火が暖かくて心地良い。母を竃近くに置き、板の間に背中を延ばし薪のはぜる音を聞いていると、都心にいることを忘れる。この静けさは例えようなく贅沢で素晴らしい。

散歩は早めに切り上げて12時前に帰宅した。
急いで昼食をすませ、すぐに仕事に取りかかる。製作中の絵を今日中に完成させる予定だ。久しぶりの大作なので、明日、知人たちが見学に訪ねることになっている。その後すぐに、注文主へ送付する。仕事部屋を毎日占領していた絵がなくなると、寂しくなりそうだ。

Ma_3

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