« 緊急入院。 2006年11月18日 | トップページ | 医師立ち会い無しで、自宅では死ねない。2006年11月20日 »

2007年4月 3日 (火)

女性の強さは男女差ではなく、生活の恒常性にある。2006年11月19日

昨夜、12時前に床に就いたが4時に目覚めた。小刻みの睡眠の習慣は治らないようだ。床に入ったまま考え事をしていると、再び寝入ってしまった。
6時に再度目覚め、テレビを点けると京都の水菜栽培農家を写していた。水菜の育て方や出荷方法をぼんやり聞いている内に再度寝入った。

7時にはっきりと目覚め、起きて着替えた。いつもなら、母がテレビを見ながら、顔をペタペタ掌で叩く音が聞こえる。だが、一人の朝は静かである。ドアを開けても部屋は暗い。ベランダのカーテンを開けて外を見ると、寒い曇り空の下、環八の車は少なく、見慣れない街に見える。

昨日の、母の緊急入院騒ぎで散らかったままの部屋を片付ける。冷蔵庫を開けると、昨日、母の朝食用に作ったおかゆが手をつけないまま入っていた。それと一緒に、蓮根の金平を捨てた。蓮根の金平は母の好物だが、食欲が無くなった母は一口も食べなかった。
流しに山積みになったままの汚れた食器を洗い、神棚と仏壇の花の水を替え、灯明を上げた。
母が居なくても、することはいつもと同じだ。日常生活の激変が無いから、私は平常心を保てるのかもしれない。一人になった時、女性の方が強いのは男女差ではなく、生活の恒常性にあるようだ。

東京北社会保険病院の面会時間は14時〜21時の間と厳格に決められている。それまで、時間があるので、これから大掃除をした。先日まで、大作を制作していたので仕事部屋の配置が変わったままだ。それも元に戻さなくてはならない。

母の病院はベランダから見える距離で、日に何度でも往復できる。昨日夕暮れに行った時、母は元気を取り戻し、いつのも口の悪さが復活していた。それは幾本もの点滴の効果だ。元気になってくれたことはとても嬉しいが、点滴は一時的な処置で、基本は食事にある。これからどうなるか不安は残るが、取りあえず胃の潰瘍を完治させる。

もしかすると、年頭から続く親しい人やペットたちとの惜別によって、母は心を病み、潰瘍を作ったのかもしれない。とすれば、今回、体調の激変から立ち直ったことが、潰瘍治癒に良い効果をもたらすかもしれない。

☆写真日記 http://homepage2.nifty.com/m4s/jmx.html 3枚追加

Ma_3

|

« 緊急入院。 2006年11月18日 | トップページ | 医師立ち会い無しで、自宅では死ねない。2006年11月20日 »