母は東京北社会保険病院から退院出来そうだ。2006年11月21日
昨日午後、雲の切れ目から澄み切った青空が見えた。気分が重い日が続いていたので、何か良い事が起きそうな気がした。
午後2時、病室にお隣の吉田さんが見舞いに来ていた。母は久しぶりに会って楽しそうだった。
吉田さんと入れ替わりに、早くに来ていた上の姉と姪たちがやって来た。病室では話しにくいことがあるので、姉たちをエレベーター前の休憩室に連れて行った。
「母の病状が潰瘍に原因があるのなら回復可能だ。しかし、それ以外に原因があると厄介なことになる。」と、言ったことを話した。
東京北社会保険病院休憩室の広いガラス窓から、豊かな自然に囲まれた赤羽台や桐ヶ丘の街並が見渡せた。重い話をしていても、どことなくのんびりするのは、眺望の良さの所為だろう。姉たちとはそこで別れ、病室へ戻った。
お昼前に下の晃子姉も来ていて、久しぶりに姉妹は再会したようだ。
「喧嘩ばっかりしているけど、やっぱり姉妹だね。久しぶりに会って、とても楽しそうに話し込んでいたよ。」と、母は嬉しそうだった。
母の洗濯物を持ち帰って遅い夕食を摂り、夕暮れまで休んだ。
再度、病院へ出かけようとしていると母の担当医から電話がかかった。内容は母の退院についてである。すぐに病院へ行き、担当医から直接聞いた。出血の原因はほぼ潰瘍に間違いない。今日から出す軽い食事を摂れるようなら金曜日に退院できる。
夕食を母は美味しそうに食べていた。そのように母が食事を摂る姿は今年に入って始め見る。この姿を見ていると、原因が潰瘍にあったのはほぼ間違いない。とすると、5月の内視鏡検査の時、潰瘍は見逃されていたのかもしれない。そう考えると総ての症状が符合する。
再度、帰宅すると安堵のために猛烈な空腹を覚えた。姪が私への土産に持って来たナチュラチーズのエポワッスとブルーチーズを一気に食べた。
エポワッスはウオッシュタイプでも最高に臭いチーズである。しかし、味は絶品で、オレンジ色に熟成した皮の下のクリーミーな中身は濃厚な旨味がある。これに匹敵する臭い食べ物は、中国の腐乳くらいだ。だから、エポワッスの包み紙は厳重にポリ袋に封入して捨てないと部屋中を臭くしてしまう。
他にブリードモーもあったが、こちらは初心者向けで、気が向いたら食べる事にする。
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