インレーの下が虫歯になって神経が死んだ。2006年12月24日
治療中の奥歯には20年前に金のインレーが入っている。外観は綺麗で何の異常もない。しかし、インレーの下が虫歯になって神経が死んでいた。
今年の4月、その奥歯が猛烈に痛んで歯科へ行った。歯の噛み合わせが原因だと、修正する事で痛みは取れた。あの時、同時に神経がやられていたのかもしれない。今もその時も歯の外観は綺麗で、見えない所で虫歯が進行しているとは夢にも思わかった。
昨日「インレーの下が虫歯になっているかもしれません。」と院長が奥歯のインレーを外すと、中心部が変色していた。すぐに、歯根の中は掃除された。そこから細菌が深部へ侵入して、炎症を持続させていた訳で、治療の後は、歯が浮くような不快感が嘘のように消えた。後は保険で新しいインレーが入る。
今日の散歩の行きがけに久しぶりにゴールデンのルイちゃんに会った。少し会わない内にすっかり大きくなっている。玄関でつまらなそうにしていたので、声をかけると飛んで来て、柵の間から顔を出した。大雑把な縫いぐるみみたいな大きな顔に幼い黒い瞳がとても可愛い。撫でると、しきりに甘噛みした。母に相手をさせながら、柵から顔を出しているところを写真に撮った。
母の病院行きと私の歯科医院通いが続いて3日ぶりの散歩である。赤羽自然観察公園は好天なのに人出は少なかった。母は倒れてから歩く距離が更に短くなった。
最近、まだら惚けが進んだような気がする。大切な事の記憶はしっかりしているが、簡単な事をすぐに勘違いするようになった。そのように、惚ける事で死への恐れが薄らぐ老いのシステムなのだろう。もし、頭が冴え渡っていたら、とても平常心で老いは受け入れられない。
散歩の帰り道「もし、医師の立ち会いなしで家で死んだ時、すぐに引き取りに来てくれるように、白菊会に頼んでおいて欲しい。」と母は言った。白菊会とは母が入っている献体の会である。先日、医師の立ち会いなしで家で死ぬと、変死扱いで警察の検死がある、と私が話した事を母は気にしていた。母は自分の死が献体に役立たない事をとても心配している。
帰ってから、年賀状作りをした。営業用は目的別に数種作っているので、面倒である。クリスマスカードはアメリカとカナダから届いた。こちらは、年賀状を送ることにしている。この日記の書き込みが済んだら、再度、プリントと宛名書きをする。毎年の年末年始のこの忙しさは実に煩わしい。
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