御諏訪神社下に動物病院が開院した。2006年12月5日
昨日、散歩コースの御諏訪神社下に動物病院が開院した。
その場所は、一昨年まで24時間コンビニが入っていて繁盛していたが、ライフが深夜営業を始めてからは影響を受けて撤退した。
コンビニの後に食品の100円ショップが入った。私は入ったことは一度もないが、ガラス越しの店内の品揃えはいかにも安物ばかりで魅力がなかった。誰もがそう思うのか、客が殆ど入らないまま10ヶ月で閉店した。
それから長く空き家のままだったが、ようやくその動物病院が入った。
動物好きの知人は、動物病院は大型犬を連れて行く客用に駐車場が必須で、それがないとお客は付かない、と話していた。その動物病院の隣には車1台のスペースがあるが、少し入りにくそうに見える。
昨日の行きがけ、開院した動物病院を覗くと、張り切っている若い院長が花に囲まれて、紅潮した顔で受付に座っていた。しかし、待合室の椅子に患者は無い。帰りがけのお昼に覗いてみるとまだ客は無く、受付の院長は暗い顔でうつむいていた。その様子を車椅子の母に話すと、
「あら可哀想。わたしも見たかったわ。」と、同情しているのか、好奇心があるのか、分からない言い方をした。
今日の散歩の行きがけ、母は忘れずに動物病院を覗いていた。
受付には年配の院長の母親らしき人がいて、ダックスフンド二頭をつれた女性客の相手をしていた。二頭ともとても元気で患者には見えない。
「おや、患者さんがいるわ。良かった良かった。」と母は安堵していたが、女性客は病院関係者のようだ。
人でも動物でも病院の開業は信頼を得るまで2,3年はかかる。東京北社会保険病院ですら患者で混み始めたのは開業3年目辺りからだ。
歯科医院を開業した友人も、1年間は殆ど患者が来ず、毎日、診察台で昼寝をして過ごしていた、と話していた。
この動物病院が上手く行かなかったら、その後にはいるテナントは更に難しいかもしれない。住宅地が環八で分断されているこの地域での商売は難しい。
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