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2007年4月12日 (木)

顔見知りのカラス。 2007年1月20日

上野歯科の予約が11時45分。今日の型取りが済めば、しばらく通院はないので、母の散歩は頑張って早出した。

どんよりと曇り、肌寒い散歩道に人は少ない。私には、この静けさが新鮮で良い。途中、緑道公園の陸橋の上で一休みして、傍らのプラタナスの巨木を見上げながら熱いお茶を飲む。ダウンコートに湯たんぽに毛布と完全防寒をしている母は、橋の上を過ぎる冷たい風が心地良いと言う。車椅子を押して体が温まった私も同感である。

少し休んでいると、目の前の欄干にカラスがとまった。カラスは、くわえて来た煎餅のかけらを足で押さえ、少しずつかじり始めた。
「あら、良いもの持っているわね。」と母が声をかけると、カラスは目をクルクルさせて私たちを見た。
「大丈夫よ。取ったりはしないから、安心して食べなさい。」と母は話しかけた。
このカラスは去年の始めから陸橋付近でよく出会う若いカラスである。羽艶と姿が良く、可愛い顔をしている。会う都度、母が声をかけるので、顔見知りになり直ぐ傍を通っても逃げない。

カラスの相手をしていたいが、時間がないので先を急いだ。
最近、その先の桜広場の親子ネコを見かけない。誰かに拾われたのなら良いが、捕まって処分されたとしたら可哀想だ。

自然公園へは9時過ぎについた。いつもと時間がずれると顔馴染みと会えない。急いで、母にトイレを使わせて、古民家に寄った。
母のリハビリの為に、古民家前の広場に置かれた輪投げをさせる。1メートル程の距離なので10個中3個入る。その後、古民家の土間で5分程休み帰路についた。

10時20分に帰宅した。すぐに母の昼食を作り、11時過ぎに家を出た。上野歯科は予約時間を守ってくれるのでありがたい。正確に11時45分に治療が始まり、型取りは12時20分に終わった。治療中の奥歯は、インレーの下が虫歯になり神経をやられていた。治療は複雑で、歯根治療の後、樹脂と金属で芯を立て、金属冠が被せる。

1時前に帰宅出来たので、母と作り置きの昼食を摂った。
忙しい毎日だが、身丈に合った今の生き方は嫌いではない。昔は背伸びをしている自分に、居心地の悪さがあった。

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