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2007年4月 8日 (日)

五体投地 2007年1月4日

例年、ご無沙汰の人から年賀状を貰うと、出来る限り電話をいれて旧交を温める。
しかし今年は、口内炎が舌の横に出来て、喋るのが辛く誰にも電話をしなかった。年末年始の疲労が出たようだ。それで昨日は、散歩の後は何もせず就寝までゴロゴロテレビを見ていた。おかげで、今日は少し体調が回復した。それにしても、いつも正月は気怠い。何故に疲れる程にこうも忙しいのか理解に苦しむ。

番組は相変わらずバラエティばかりで、見るに値しないものばかりだ。
その中、青海チベット線のドキュメンタリーは見応えがあった。シルクロードの探険記は全集を持っていて、この沿線も色々な探検家の記録が残されている。その、生死をかけた探検路を列車の車窓に眺められるとは隔世の感がある。ゆとりが出来たら是非に乗ってみたい列車だ。
その車窓で、オオカミが一頭、極寒の丘を青空を背景に過って行ったのが強く印象に残った。
トラックが行き交う道路を五体投地で行くチベット人巡礼者も良かった。
彼らに傍らを過ぎて行く列車をどう思うかと質問すると、ある若者は面白いと、ある者は分からないと答えていた。答えの意味は分からないが、少なくとも、彼らが得ようとしている幸せを、列車や車の近代社会がもたらしてくれない事だけは確かである。
これから、チベットの民族的な雰囲気は次々と失われて行くだろうが、逆に巡礼者は増えて行く気がする。

今年の千両は水あげが良く実が落ちない。
例年、正月3日前にしおれてポロポロ落ちていたが、いつまでも艶やかな赤い実をつけていてくれるのは有り難い。

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