王子稲荷の二の午。2007年2月17日
一日中、次々と仕事と雑用に追われていた。
夜遅く、シャワーを浴びた。熱いシャワーは心地良い。浴びながらご飯を炊くのを忘れていた事に気付いた。濡れた髪を乾かしながら、ガスに鍋をかけ、沸騰するのを待つ間に洗濯機を起動させた。
午前中は王子稲荷の二の午へ母を連れて行った。
去年、初午に連れて行った時、それが最後になるだろうと思っていたが、今年は良い方に外れた。しかし、来年は本当に無理かもしれない。
例年、二の午は閑散としているのだが、今日は土曜で人出は多かった。しかし、車椅子を押すのに困る程ではない程良い混み具合だ。
王子稲荷境内脇の急坂を押し上げて本殿前に母を連れて行き、参拝させた。
その後、母を本殿脇に置いて、裏手のキツネ穴や小さな社に詣った。願い事をしながら持ち上げる願い石は軽々と上がった。私の最大の願いの生活の安定は叶うのかもしれない。
縁日は寄り道せずに真っすぐに抜けた。
予定時間が余ったので音無親水公園へ行ってみた。学校帰りの女子高生が多い。兄への葉書用の母の写真を沢山撮った。背景のアーチ型のクラシックな橋がとても良い。肌寒い所為で、母がトイレへと言うので、地下鉄南北線の王子駅へ急いだ。この線は車椅子用トイレが充実していて助かる。
しかし、車椅子用トイレは鍵がかかっていて、使用の場合は駅員を呼ぶように張り紙がしてあった。すぐに呼んで来て開けてもらうと中にホームレスがいた。トイレを使っているのではなく、休んでいたようだ。駅員とホームレスがもめているので、
「赤羽で適当に使いますから。」と言い残して、地下鉄に乗車した。駅員の話では、そのように、ホームレスが休憩場所に使うので、鍵をかけるようにしたようだ。
他所から赤羽に帰って来るとホッとする。
帰り道、緑道公園のベンチに腰かけてお茶を飲んだ。曇り空をヒヨドリが飛んで行く。目の前を赤トラが横切った。近所の飼い猫で、よく見かける子だ。母が声をかけると「ニャン」と返事をした。
昼食後、母が右腕が痛いと訴えた。しびれではなく単純な筋肉痛のようだ。ベットから起き上がる時、右腕を使うので痛めたのだろう。母は夜間に小用が集中するので、自分で起き上げれなくなると大変なことになる。何か対策を考えなければならない。
書き込んでいる内に、洗濯が終わり、ご飯が炊きあがった。次はラッキーの絵に取りかかる。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- コロナ陽性となって起きる不都合と差別。Go Toトラベルの見直しは非科学的。令和2年11月22日(2020.11.22)
- 新型コロナは蔓延しないと終わらない。終息を急ぐあまり、自殺者とシャッター通りを残す愚策は止めてほしい。令和2年11月14日(2020.11.14)
- 上手な嘘と嘘の見抜き方で、営業・企画・宣伝力強化。冷和2年10月29日(2020.10.29)
- 報道の変化に新型コロナ終息が見えた。人口激増に備えての昆虫食。令和2年10月19日(2020.10.19)
- 今日は10回目の母の命日。令和2年7月1日(2020.07.01)