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2007年4月24日 (火)

午前中の散歩は老人とペットばかり。2007年3月19日

今日は東京北社会保険病院で母と私の眼科検診。母は緑内障と白内障の診察。緑内障は体質遺伝するので年に1,2回私も診察を受けている。

待合室は休み明けなのに空いていた。老人は風と寒さに弱いので出控えたようだ。待っているのは内科が大部分で総計約50人程。付き添いも含め、全員熟年以上で若者は一人もいない。これは異様な風景である。
待ち時間に絵を描いていると知人が声をかけて来た。時折、自然公園で会う女性で高齢のお母さんを眼科に連れて来ていた。母より少し年下のそのお母さんは自分で歩ける。平素は立川の長男宅に同居しているが、病院通いの時は、娘である知人宅に泊まって通っている、と彼女は話していた。

10分程の待ち時間で診察を受けた。母の病状は変化無し。私は眼圧も眼底も正常だった。
支払いは混んでいて、長く待った。目に異常が無くて安堵した気持ちも手伝い写真撮りをした。すると、支払いを済ませた先程の知人が挨拶に来た。来月も同じ診察日なので、再会の頃は春真っ盛りである。

いつものように病院の庭を抜けた。枯れ葉の間にスミレの可憐な花弁が寒風に揺れていた。次の日曜日に下の公園が開園して、歩道が病院庭へ繋がる。その後に、桜が開花するので花見で賑わう事だろう。
病院庭を車椅子を押して行くと、介護施設「さくらの杜」の個人部屋の窓際の日射しの中、老人がぼんやりベットに腰かけていた。清潔で暖かそうな部屋だが、老人は寂しそうに見えた。
「歳を取るって、孤独になって行くことだね。」と言うと、母は頷いていた。

駅前へ出て買い物をして緑道公園を抜けて帰った。
緑道公園のベンチで70前後の老人が携帯で喋っていた。
「見舞いに行ったら、今朝亡くなっていてね・・・俺と同じに心臓が悪い人だったから、人ごとではなくて、ショックだよ。」それから葬儀や残された人の事を話すのが遠ざかって行く私たちにいつまでも聞こえた。

午前中に出歩く私たちが出会うのは老人とペットたちばかりである。ペットたちは元気で無条件に可愛いが、老人達はそうはいかない。そして私も、いずれその仲間に入る。
☆左サイド 写真日記に画像4枚を追加。

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