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2007年4月26日 (木)

生死のバランス。2007年3月24日

今朝の地表は霧がかかったように霞んでいた。カラカラ天気が続き、自然公園の礫地のカラスノエンドウは枯れ始めている。そろそろ雨が降ってくれれば、流行っている風邪も収まり、野草の芽吹きも進む。緑道公園の桜広場では祭りの準備をしていた。既に焼きそば屋は店を開いて、準備作業をしていた町会の年寄り達が腹ごしらえをしていた。

母は弱ったなりに体調は安定している。以前の快活さは薄れたが、人と会えば一瞬以前の元気さを取り戻す。母が車椅子生活になってから5年目、ガンから生還して4年目に入った。正直言うと、母がこれ程頑張ってくれるとは思わなかった。これからも頑張りが長引くとすれば、介護生活を再考すべきだが、このあたりが母の限界だろう。

このところ友人達からの誘いは激減した。介護生活の私への配慮と言うより、みな老境に入り、体力が低下したからだ。電話も減って、かかって来るのは営業ばかりだ。
それでも、閉塞感がないのは毎日の散歩のおかげかもしれない。家から自然公園までの道は殆ど公園の中で、普通の町中の道は全行程の六分の一だけである。これからの散歩道は目が覚めるような新緑と花々に覆われる。

今日は自然公園から駅前に出た。途中、亀池弁財天にお詣りすると冬眠から醒めた亀達が甲羅干しをしていた。亀の殆どは派手な模様のミシシッピー赤耳亀ばかりである。以前は日本のクサガメがいたが、最近見かけない。日本種のクサガメは体の線が柔らかく、顔も柔和で可愛い。

買い物の後、床屋さんの前を通った。先日、先代が亡くなってから、心なしか店内が静かに思える。生死がバランスよく入れ替われば、生きているダイナミズムを感じるのだが、老人ばかりと付き合っていると生活が縮小して行くばかりだ。

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