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2007年4月23日 (月)

始まりがあれば終わりがある。2007年3月9日

朝一番で、川向こうの北赤羽整形外科へ母を連れて行った。
ペインクリニックは3週毎に間隔を延ばしたが、痛みは出ていない。様子を見て月に1度に変えられるかもしれない。

10時に治療が終わったので、それから自然公園へ出かけた。
途中、ゴールデンのルイちゃんが庭にいたので、柵の外から声をかけると、大喜びで駆け寄って来た。庭で穴掘りをしていたようで、土だらけの顔だ。顔は大きくなって鼻先しか外に出ない。柵の間から手を伸ばし撫でてあげると袖や手をビショビショになめられてしまった。去年の10月頃は小犬で、柵の間から半身を乗り出せたのに、今は顔の半分しか出ない。それ程に大きくなったのに、仕草はまだ幼くてとても可愛い。

昨日は母の介助入浴の日だった。
母の話ではヘルパーは上越の人のようだ。彼女は早く着いて、約束の時間まで玄関前からの風景に見とれていたそうだ。昨日は大気が澄み切っていて、富士から関東一円の山々が見渡せた。田舎育ちの私は山が見えないと息苦しくなることがある。彼女も同様に、上越国境の山々に見とれていたのかもしれない。

素晴らしい眺望の住まいだが、いつまでも現状を維持できないだろう。
散歩コースの赤羽台団地は、次々と立て替えが始まり激変している。12,3年程遅れて建てられたこの住まいも、やがて建て替えられる。もっとも、それまで私が住み続ける事は無理だと思っている。始まりがあれば終わりがある。物事は総て移り変わる。

夕暮れの散歩をしながら、そんなことを考えていた。
帰り道、同じ方向へ帰る本屋さんに追いついた。「元気。」と聞くと「あちこち悪くて。年取ると仕方がないね。」と彼女は笑った。
私が赤羽へ引っ越して来た頃、彼女は初々しい新妻だった。それから35年の付き合いで、今は孫がいる歳だ。赤羽台団地商店街の小さな書店だが、そこもやがて建て替えになる。

先日、NHKの世界の街シリーズで、グラナダの街歩きをやっていた。グラナダの旧市街の風景は数百年変わらない。子供の頃から老人になるまで、風景が変わらないとは羨ましい。

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