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2007年4月30日 (月)

ゴールデンのルイちゃん、一期一会。2007年4月19日

昨日今日と天気が悪く、冬に戻ったように寒い。
昨日朝の散歩の出がけ、自然公園での知人から電話が入った。彼女は母に会いたい様子なので、公園で待ち合わせした。

自然公園の橋の上で彼女は待っていた。10ヶ月ぶりの再会である。互いに高齢の身で、母は内心、再会出来ないと思っていた。
彼女は歩きながら車椅子の母と楽しそうに話していた。八重桜が満開の管理棟前のベンチで二人の写真を撮った。ベンチは風が抜けて寒い。母はダウンコートを着ているので平気だが、彼女は寒そうなので、古民家へ場所を変えた。二人は土間で積もる話を楽しそうに話していた。公園で出会う老人達とは、すぐに別れが待ち構えている。彼女と別れた後、「一期一会」の言葉が頭に浮かんで消えた。

昼間は雑用が多く、直ぐに夕食の時間になった。
夕暮れから雨が降り始めた。夕食後、私は二度目の散歩に出た。外はみぞれに変わりそうな冷たい雨。暗い中、御諏訪神社脇を上り、ゴールデンのルイちゃんの家の前を通りかかると、ルイちゃんが玄関前にいた。彼とは1ヶ月以上会っていなかったので、母も私も心配していた。彼は元気な姿で、玄関ドアにピッタリ体をつけて中を伺っていた。玄関には広い庇があるので濡れる事はないが、寂しそうなので小さく呼ぶと、直ぐに気付いて雨の中を嬉しそうに走って来た。

ルイちゃんは手を出すと暖かい舌でペロペロなめた。体は大きいが表情はまだ小犬のままだ。ゴールデンは毛足が長く、寒い雨の日でも平気で、分厚い下毛が暖かそうだ。しばらく相手にしていると、彼は急に大人しくなった。彼は私がいつまでも相手をしてくれないことをよく知っている。「もう、行くんでしょ。」と、寂しそうな顔の彼に思いを残しながら、私は再び散歩を続けた。

前回、彼に会った時、はしゃぎすぎて私の袖をしきりに噛んでいた。「噛んじゃ、ダメだよ。」と言うとすぐに理解して噛まなくなった。彼は私の言葉を直ぐに理解する、本当に利口な犬である。
帰り道はルイちゃんと会わないように、反対の道を歩いた。道を隔てて眺めると、彼は相変わらず玄関ドアに体を寄せていた。何か悪戯でもして外に出されているのだろうか。それとも、留守番をさせられているのだろうか。考えながら帰路を急いだ。

後日、飼い主に会ったので、雨の日にルイちゃんが詰めだされていた訳を聞くと、掃除の邪魔をして悪戯ばっかりするので、終わるまで、ちょっと外へ出されていたようだ。ルイちゃんのことを話す言葉に愛情が満ちあふれていて、とても可愛がられている様子だった。

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