雷雨の後の素晴らしい夕空。2007年4月28日
自然公園でスズメ達がいつまでもついて来た。しかし、小鳥の餌を切らしていて、何もあげられない。「今日は、餌は無いからついて来ないで。」と言っても、彼らは言葉が分からない。心を鬼にして、無視して歩きながら心が痛んだ。
管理棟前の八重桜は殆ど散って、地面がピンク色の花弁に覆われていた。ベンチは母には涼し過ぎるのですぐに古民家へ移動した。しかし、古民家ではボランティアグループの会合があり、話し声がうるさいのですぐに出た。
帰りは駅前に出て、貸しビデオのツタヤへ寄った。
先週土曜深夜の「ディスパレードな妻達」を録画し忘れていたので、それを借りた。入っている半分のVol.2だけを見るのに450円は高い。その後、2000万が当たる宝くじのスクラッチを1000円分買ったがまたもや全て外れ。金運が無いのではなく、当たりにくくなっているのかもしれない。
八百八に寄って、ほうれん草2束250円と安売りの330グラム種付きプルーン248円を4袋買った。最近、果実の国際価格の値上がりが続く。プルーンは去年のカリフォルニアの不作に続き中国需要で値上がりしている。以前は400グラム種抜きプルーンが300円程で買えた。プルーンはワイン漬けにしていて、便通を整える為に、母に1日12個食べさせている。今年はオーストラリアが大干ばつなので、これからワインも値上がりしそうだ。
午後は予報通り寒冷前線がやって来て、激しい雷雨になった。
雨が止んだ後、外に出ると西の雲間に美しい夕空が見え、オレンジ色の光の中に、雲取山の雄大な山塊が見えた。雲間から地表へ放射状に後光の射す清澄な風景はいつ眺めても心洗われる。
朝日夕刊にイラストレーターの大橋歩がエッセイを連載している。
彼女は今は66歳。昔、平凡パンチの表紙で一世を風靡したが、今はまったく仕事が無いようだ。彼女だけでなく、イラスト業界全体が低迷している。デザイナーがCGでイラストもやるようになったことと、クライアントが堅実な写真で済ますようになったことが大きな原因だ。
加えて仕事の殆どがコンペ形式になった事も低迷の原因になっている。コンペは一見民主的なようで実際はそうではない。専門家ではない経営陣に最終決定が任されているので、どうしても冒険は排除され、凡庸な作品が選ばれる事が多い。
少数だが売れっ子のイラストレーターはいるが、どれもすぐに淘汰されてしまう。たとえば涙滂沱のヘタウマ絵で売れている五月ケイ子氏でも、2,3年後には消えていると予測している。だから私はイラストの作風は5年毎に変えるように若い人に話している。
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