薄型テレビ売り場。07年5月22日
昨日の午前中は母の眼科、午後は私の歯の定期検診。母私、共に問題なし。
母の夕食の準備をして、午後4時半に上野歯科へ行くと、すぐに診察してもらえた。
午後5時過ぎに歯石クリーニングが終わり、母に電話をした。母は一人で無事に食事を終えた所で、「後は大丈夫。」と言う。それで、超音波歯ブラシの替えブラシを買いに池袋ビックカメラへ行った。
替えブラシは3個入りが970円。それを月に4個使うので月に1100円になる。この手法は本体価格を安く抑えて、替え部品で稼ぐメーカーの策略である。どう見てもブラシ3個970円は高過ぎる。
その後、テレビ売り場へ行ったが、客は以前より少なかった。
液晶でアメリカのCGアニメ「Mr.インクレディブル」をデモ放映していたので、見入ってしまった。--世界の危機を救ってきたかってのスーパー・ヒーローたちが、桁外れの破壊力が問題視されて活動を禁じられ、正体を隠し一般市民として暮らしている。主人公は大きな身体を持て余し気味のMr.インクレディブル。そして、愛する妻と3人の子どももスーパー・パワーの持ち主---
3年前の作品だが、精緻でリアルな表現に驚く。ただ、画面の、車、建物、衣服、髪型等どれもが新品で衛生的で整っているのが気になる。汚れや古びて荒れ果てた感じの表現はCGではまだ無理なようだ。
面白くて見入っていると、「お探しの品をご案内いたしますが。」と次々と店員がやって来た。お客が少ないので、ぼんやり見入っている私が狙われたようだ。もちろん買う気はないので断った。私はお金があっても、液晶もプラズマも買わない。プラズマは今一の画質だし、液晶は反応速度が目障りである。今話題の有機ELが一般化すれば液晶等は暴落する。購入は、それからでも良いのでは、と思っている。
画質の美しさ、動画のスムースさは、ソニーが今年販売予定の有機ELが圧倒している。液晶やメモリーの場合、日本メーカーは、後発の韓国台湾に技術供与して追い抜かれた苦い経験がある。今回はその教訓を生かしそうだ。
やはり歳である。1日に2度出かけるのは疲れるようになった。
8時に帰宅して、夕食後、仕事を始めたが集中出来ない。ぼんやりテレビを見ていると鋳金の浜田氏から電話があった。彼はブログの読者でもある。「お母さん、大丈夫ですか。」と、母の様子を聞いて、介護をねぎらってくれた。
正直言うと、母の介護は大変ではない。むしろ、大変なのは売り絵専業の生活である。幸いにも、今は絵の注文を4枚受けているので、のんびり暮らしているが、絵描き生活は実にスリルに満ちている。
注文があっても、売り絵は楽しくはないので、再度、絵本を描き始めた。絵は大胆にシンプルに表現している。その1枚が巧い具合に注文絵に転用できるので、後で大きくキャンバスに描いて納品の予定だ。
今回の絵本は素早く描けるので、秋までにコンタクトがあったアメリカの出版社へ売り込む。前回まで、翻訳で苦労したので、今回は最初と最後にシンプルな文をつけ、間は擬音だけですました。子供でも楽しめる内容ながら哲学的で、必ず成功する確信がある。その思い込みで、先の不安は無くなってしまった。そのように、単純に考えられるから、絵描きを続けられたのかもしれない。
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