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2007年5月26日 (土)

東国原知事に負けずにセールス。07年5月26日

緑道公園のジューンベーリーが熟し始めた。去年不作だった木が、今年は鈴なりである。低い枝に濃く紅色に熟した実を数粒摘んで母に食べさせた。甘酸っぱくて香りが高く、「元気になる気がする。」と喜んでいた。

予報通り黄砂が舞ったが、東京は大気がかすむ程ではなかった。
郷里にいる頃、冬の西風の日は景色が黄土色にかすみ、縁側に薄く積もる程に黄砂は酷かった。しかし、湿潤な今の季節に舞った記憶はない。今の時期の黄砂は、異常気象で中国の砂漠化が広がっている所為だろう。

最近、同県出身の東国原知事がテレビに登場しない日はない。今日も、郷土料理の番組に彼が出演して、ピマーンやキュウリと冷や汁を宣伝していた。彼がセールスマンに徹する気持ちはとてもよく分かる。美味しい野菜も魚も沢山あるのに、昔から宣伝ベタで、殆どが全国に知られていない。彼はその辺に、歯痒さを感じていたのだろう。

鯖は関サバが有名だが、県南の日南地方の鯖も負けずに美味い。鯖は生食すると当たると言われているが、この一帯の産は大丈夫である。子供の頃から、厚く切った生鯖に胡麻醤油をかけて、よく食べていた。捕れたてのプリプリした身が熱々ご飯の上で弾け、実に美味かった。
イカは甲イカに剣先イカにヤリイカばかりで、北方のスルメイカは上京するまで食べた事はない。エビやカニ類も豊富で安く、普段に沢山食べていた。その中でも好物はエビカニと呼んでいたカニで、甲羅の中に身が一杯に詰まっていて、とても美味かった。
上京して知ったのだが、「旭カニ」の名前で四国の名産として高値で売っていたのがそれだった。
もし、これが京都なら、優雅な名前を付けて麗々しく故事来歴が語られ、決して「エビカニ」等と、安直な名前はつけなかったはずだ。他にも、黒皮カボチャは京都産より日向カボチャの方が断然安くて美味い。県南産の甘鯛も、京都の甘鯛高級魚グジと比べて遜色がないのに、遥かに安い。要は売り方が下手なのである。

そのように海産物も農産物も安く、暮らしやすさは全国一だと思っている。同窓生で郷里に戻って年金暮らしをしている者は多い。それ程に良い土地なのに、私は帰る気はまったくない。少々暮らしにくくても、東京のゴミゴミした町の方が断然良い。昔、たまに戻る事があったが、2日目には東京が恋しくなった。そして、飛行機が東京湾上空へ到着した時、京浜工業地帯の石油精製所の赤い炎が見えると、何とも言えない安堵感を感じた。

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