虫歯はレジンで治療。07年5月29日
昨日は上野歯科医院へ定期検診へ行った。歯石をクリーニング中、上奥歯の間に初期の虫歯が見つかった。初期なので、レジンを埋めるだけで1回で治る。他にも、磨き過ぎで象牙質が露出した箇所があり、将来神経に響かないようにレジンで補填してもらうことになった。
レジンは紫外線で硬化させるプラスチックの一種で、大変優れた素材だ。以前は耐久性がなかったが、最近のレジンは半分に折れた前歯に盛り上げて使用できる程に堅牢になった。従来のインレー処置のケースでも、レジン修復の方が耐久性があって良い。一説ではインレー処置では、5,6年で虫歯菌が金属と歯の隙間から侵入して再治療になる。その点レジンは歯と一体化するので、虫歯菌の侵入はないので耐久性は優れている。
しかし、医師の技術が欠損箇所の形成に大きく関わるのに、保険点数が安い。それで、技工士に任せられて医師の負担が小さいインレー処置が多い、と聞いた。だから、すぐにインレーを入れる医師は何か問題があるのかもしれない。優れた医師なら、虫歯の箇所のみを削ってレジン補填をしてくれる。次は今日の11時半に空きができて、予約が取れた。この分では、治療は短くて済みそうだ。
今日は、母の散歩を早めに切り上げ、10時半に家を出て電車を利用した。
上野歯科へは11時5分に着いた。30分、週刊誌を読んで時間つぶしをして、治療に入った。今日は奥歯の磨き過ぎの補填だけで、虫歯治療は次回である。
北赤羽には12時半に戻った。帰り道の新河岸川河畔にピンクの夕顔が咲いていた。今日も涼しく川風が清々しい。昼食は昨日用意してあるので、のんびり歩いた。真昼、一人で歩くのは久しぶりだ。
昨日から今日、松岡農水相の自死の報道ばかりだ。彼は私と同年ながら、社会的地位は天国と地獄程違っていた。そして今は、置かれた立場は逆転してしまった。権力は虚しく寂しい。静かで穏やかな人生こそ最上かもしれない。歩きながら、そんな事を考えた。
先日記述した「かまいけ式食事」を参考に、試しに摂取糖質を半分にしてみた。
私はややインシュリンの働きが弱いので、運動に励み食事は節制している。その結果、血糖値は空腹時90mg/dl、食後1時間140mg/dl、食後2時間120mg/dlと正常値内に収まっている。摂取糖質を半分にして血糖値を調べると、空腹時70mg/dl、食後1時間の最高値115mg/dl、食後2時間は95mg/dl、と効果は顕著であった。もし、糖質を殆ど無くす「かまいけ式食事」を忠実に実行すれば、完全な糖尿病でも良い数値が出そうだ。血糖値に問題のある方は、試す価値がある。
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