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2007年6月11日 (月)

雨の合間に思う事。07年6月11日

今朝は豪雨だったが、散歩の準備をしていると雨が止んだ。
涼しいので、母にはフランネルのシャツを着せた。時折、雲が晴れると日射しが暑い。それでも、28度の夏日になった北海道より東京の方が5,6度は涼しい。
涼しさの所為で、自然公園の石垣から、いつも顔を出している青トカゲたちは一匹も見かけない。歩きながら丹念に探していると、石垣の間でヤモリが寝ていた。指でつつくと気付いて少し後ずさりした。

母にトイレを使わせている間、男洗面所へ行くと、陶製の手洗いの中に12,3センチのムカデがいた。ムカデは脱出しようともがいているが、足が滑って這い上がれない。可哀想なので、持っていた紙切れにとまらせ、草むらへ持って行って逃がした。
管理棟前で、お茶を飲みながら、そのことを話すと、
「ムカデが後で、お礼に来てくれるよ。」と母は言った。昔話なら、夜中に若い女性に変身して「今日、助けていただいたお礼に、お肩をお揉みしましょう。」と現われる。100本の手で指圧をされているのを想像していたら、背中がゾクッとした。

雨は降りそうにないので、駅前へ出て常備食品を補充した。6月1日に油類が値上がりして以来、食品全般が値上がりしている。予算を大幅にオーバーしたのが痛い。

昼食後、母はDVD「男はつらいよサラダ記念日」1988年作を見ていた。
舞台は小諸。いつものように寅さんが、なんとなく面倒を見てしまったおばあさん役の鈴木光枝は先月89歳で亡くなっている。

おばあさんは過疎の村で、重い病気を抱えての一人暮らし。彼女は住み慣れた家で死にたがっているが、医者役の三田佳子が無理矢理に小諸の病院に入院させてしまう。その結果、病院で寂しく亡くなってしまう。医師は無理に入院させた事が間違っていたのではと悩む。

映画が作られた当時、私はしばしば小諸近辺を旅行した。だから、映画に出て来たような過疎の村を実際に知っている。しかし、当時はバブルの真っ盛りで、過疎の深刻さは世の中の狂乱にかき消され、世間の多くは深く考えなかった。
母はおばあさんが可哀想だと同情していた。人生は長生きすれば良いと言うものではなく、どのように死ぬかが遥かに大切である。

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