見知らぬ人から青梅を貰う。07年6月17日
散歩帰り、桜並木の食品店の店先で、初老の男性が一人で酒を飲んでいた。横を通り過ぎようとすると、男性は私たちを呼び止めた。手には買い物袋一杯の青梅がある。
「これ、持って行きなよ。」と彼は言う。一瞬、最近梅干しは漬けないし、どうしようかと迷っていると、「梅酒は大好き。いただきます。」と母がお礼を言った。そして「おいくらですか。」と聞いた。母はその人を店の人と勘違いしたようだ。「とんでもない。そんなものはいらないよ。」と、男性は照れながら、急ぎ足で反対方向へ帰り始めた。
私たちも帰り始めると、男性が引っ返して来て「ごめんね。勝手に押し付けちゃって。」と私に謝った。ものを人にやるのは難しい。彼はそのことをよく知っている繊細な人のようだ。
男性とは、店先でよく見かけるが、話した事は無い。多分、毎日車椅子を押して行く私たちに、青梅を渡そうと待っていたようだ。帰り道、そのことを母に話すと、「有り難いね。」と喜んでいた。
青梅は自宅の庭でもいだもののようで、不揃いだが新鮮だった。帰宅するとすぐに、手持ちの氷砂糖と焼酎に漬けておいた。梅は早く漬かるように、ヘタの所を切り落としてある。1ヶ月もすれば食べられるだろう。
6月の日射しは1年で一番強く、日焼け防止剤で防ぎきれなくなった。散歩から帰ると、むき出しの腕が赤く地腫れしてムズ痒い。顔や手の甲は平気なのだが、手首辺りから上方が殊に弱い。日焼け防止剤について化粧品メーカーのサイトで調べてみると、紫外線反射型は白く見える程に厚塗りしないと完璧ではないとあった。しかし、毎日、それ程の量を塗るのは、費用と手間が大変である。それで、昨日から長袖に戻した。だが、意外に暑くない。去年は、その程度の暑さで大汗をかいていたのに今年は平気である。もしかすると、ダイエットでシャツ一枚相当分の皮下脂肪を絞った効果かもしれない。
胴回りは80センチ辺りでストップした。少し気が緩み、腹筋を真面目にやらなくなった所為だ。暑さ対策の為にも頑張って、78センチを実現させようと思っている。
夏日射しの自然公園には沢山のハチが花に集まっていた。花粉まみれになって、せっせと働いているミツバチが可愛いので写真に撮った。写真日記掲載。
アメリカではミツバチが消えて、牛乳が高騰した、と今朝のニュースで報じていた。ミツバチの消滅でアルファルファの花が受粉出来なくなり、乳牛の餌が不足した所為だ。我が家は牛乳を沢山飲むので、先行き家計に影響が出そうだ。
☆左サイド 写真日記更新。7枚追加。
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