« 1ヶ月で胴回りが2センチ縮んだ。07年6月3日 | トップページ | 真摯に生きていれば運命は過酷ではない。07年6月5日 »

2007年6月 4日 (月)

今日も説教おじさんは酔っていた。07年6月4日

夕食後、母に呼ばれて行くと、足が重いから足首に湿布薬を貼ってくれと言う。原因は筋力低下で、消炎剤は効かないが、気休めに貼っておいた。ここのところ母は元気である。しかし、疲れてベットに横になっている姿は間違いなく高齢の老人である。

いつも、夕暮れに母は疲労を訴えるが、午前中は元気に散歩へ出てくれる。
今日も行きがけの桜並木の公園で一休みした。公園内は巨木が多く、周りより2,3度低い。母を涼しい木陰に置いて、私は上の広場へ鉄棒にぶら下がりに行った。
広場奥のベンチでホームレスたちが朝から飲み会をしていた。
「だからお前たちはダメなんだ。そんないいかげんな生き方をしていて、これから先どうするんだ。」と大きな声が聞こえた。説教おじさんの酔っぱらった声である。以前彼は緑道公園で缶酎ハイ片手に仲間に説教していた。今年から、新設のこの公園に場所替えしたようだ。しらふの彼は疲れた営業マン風で、暗い顔で俯いて歩いている。年は40代半ば、何処がどう狂って今の境遇になったのだろうか。
再び桜並木を母の車椅子を押して行くと、「一番ダメなのは自分なのにね。」と母が言った。本当は、彼は自分自身に言い聞かせているのだと、私は思っている。

緑道公園で母に薬を飲ませる為に再度休んだ。薬を飲む時は、右を向いて飲むように母に言ってある。
「右はどっちだ。」と言うと、へそ曲がりの母はわざと左手を上げた。それから、右を向いて乳酸飲料で薬を飲んだ。大多数の人は、右を向くと喉奥から食堂への経路がスムースな形になり誤嚥しにくくなる、と先日、NHKの番組で医師が話していた。母にもそれを実行させているが、確かに、誤嚥は減ったようだ。

去年から今年へ、私の周りの多くの老人が肺炎で亡くなった。原因は、唾液等の誤嚥に寄る肺感染である。誤嚥が多い母は肺炎球菌ワクチンを接種している。それでも完全に防げないので、日頃から細かく注意している。

|

« 1ヶ月で胴回りが2センチ縮んだ。07年6月3日 | トップページ | 真摯に生きていれば運命は過酷ではない。07年6月5日 »