« 東京の集合住宅での盆の入り。07年7月14日 | トップページ | 帝釈山登山中に中越地震。07年7月17日 »

2007年7月16日 (月)

台風一過に地震。07年7月16日

昨日は台風4号余波の大雨の中散歩へ出た。
雨粒がフードを打ち、マッサージされているように心地良い。
「妖精が踊っているみたい。」歩道を跳ねる大粒の雨を眺めて、母は喜んでいた。
自然公園は他に誰も来園者はいなかった。雨に洗われた草木の中の散歩は爽やかだ。低地の歩道は側溝から雨水が溢れ、車椅子のタイヤが洗われて綺麗になった。
帰りはどこにも寄らず真っすぐに帰った。帰り着く頃には雨は止み、空が明るくなった。
午後の予報では、台風はそのまま東進して、太平洋上で温帯低気圧に変わる。

今朝、玄関を開けると爽やかな風が吹き抜けていた。
散歩道には風で落ちた小枝が散乱し、所々、山の斜面から雨水に流された土が縞模様を作っていた。見上げると澄み切った青空を純白の雲が流れ、既に秋になってしまったように錯覚した。

自然公園では、久しぶりに出て来た知人達に会い、その都度、挨拶に時間を取られた。日射しは強いが、乾いた風が爽やかだった。
母に管理棟トイレを使わせてから、のんびり車椅子を押していると、芝生に寝転んでいた若者達が「地震だ。」と騒いでいた。立ち止まると、確かに地面が揺れている。丁度居合わせた知人と「大地震が起きるなら、ここで起きてくれたら安心ですね。」と笑った。自然公園は地震の避難場所になっている。

帰りは駅前に出て、ビバホームのペットショップで売れ残っているメイクーンの子猫と遊んだ。彼は腕を一杯に伸ばし、私の帽子や母の肩に無邪気に戯れついた。可愛い子だが、売れ残って、このままゲージの中で大きくなったらどうなるのだろう。彼の先行きを考えていたら可哀想になった。

帰宅すると姉が来ていた。姉は地震は大丈夫だったかと大げさに言う。建物が長周期で大きく長く揺れたようだ。震源を聞くと、柏崎方面で震度6強。すぐに隣接している上越市の樹下美術館の収蔵品は大丈夫か心配になった。収蔵品の半分は陶器で、神戸大震災では沢山の美術品が割れている。医師会会長をされて地震対策に忙殺されているオーナーのS氏には、後でメールを送ることにした。
午後、開け放った玄関から、遠く上越国境の山々が美しく見えた。その向こうに、災難に会った沢山の人がいると思うと複雑な気持ちになった。

今日は送り火で、盆提灯をしまう。来年、盆提灯を出す時、母は健在だろうか。

|

« 東京の集合住宅での盆の入り。07年7月14日 | トップページ | 帝釈山登山中に中越地震。07年7月17日 »