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2007年7月29日 (日)

私はささやかなことですぐに幸せになれる。07年7月29日

徹夜仕事をした所為で、昨夜はテレビを見ながら眠ってしまった。11時からの「恋の空騒ぎ」とその後のスポーツニュースは覚えているので、12時少し過ぎに寝入ったようだ。
4時半に新聞の届いた音で目覚めた。部屋の灯りもテレビも点けたままで、玄関も開いたままだ。寝ぼけ眼で玄関を閉め、朝刊にぼんやり目を通していると眠くなり、5時から二度寝した。

6時に目覚めた。寝足りないが、遅寝早起きは睡眠障害の有効な防止方法である。眠いのを我慢していつものように朝食を作り雑用を済ませたが猛烈に眠い。再度、30分眠って、意を決して9時半に選挙と散歩へ出た。

選挙会場では、車椅子の母を担当者が記入机まで連れて行った。家族でも規則で付き添うことは出来ない。私はさっさと投票を済ませ母の様子を見ていると、投票用紙を付き添った担当者に見せて「私の字は間違っていませんか。」と聞いている。「バカバカ、そんなこと聞いちゃだめだよ。」と言うと、振り返った担当者が苦笑していた。

仕事で2日散歩を休んだだけなのに、自然公園へ久しぶりに行った気がした。
管理棟前の野外テーブルで、昨夜からキャンプをした子供たちが、お好み焼きの昼食を食べていた。私たちはその隣の椎の下で休んだ。近くに大勢の子供がいるが、食べている間は静かである。お好み焼きがよほど美味しく出来ていたのかもしれない。
蒸し暑いので、冷房のきいた生協で母を休ませ、体が温まらないうちに真っすぐ帰宅した。

午後、強風がベランダから玄関へ吹き抜けていた。洗濯を済ませ、ベランダへ出ると雷鳴が聞こえ危うい空模様だ。洗濯物を干すのは止めて、部屋で仕事をしていると突然激しい雨音と雷鳴が聞こえた。
玄関前へ出ると、新河岸川向こうの建物が見えなくなる程の豪雨で、これまで見たことのない激しさである。慌ててパソコンを切り、通路から自然の猛威に見とれていた。
部屋へ戻ると、母は風が涼し過ぎると文句を言った。
「涼し過ぎるなら、何か羽織れば良いだろう。」と言うと、母はソロソロとタンスを開け、アロハを取り出して重ね着した。母は自分で工夫することをさぼるようになった。94歳の老人には優しくしても良いのでは、と言う人もいるが、出来る限り甘やかさない事で、母は惚けないですんでいる。

豪雨は小1時間で去り、薄日が射した。冷たい風が心地良い。大の字に寝転んで、後二つ仕事が残っていると思うと幸せになった。私はささやかなことで、すぐに幸せになれる。

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