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2007年8月15日 (水)

猛暑で眠い。07年8月15日

MacのバックアップシステムにiDiskがある。
サンフランシスコに巨大なハードディスクがあって、世界中のマックユーザーがデータをバックアップできる。私はそこに10GBの容量を持っていて、画像データを4GB強入れている。解りやすく言うと、iDiskは巨大なホームページみたいなもので、アクセスしてデータを取り出したりアップしたりできる。もし、日本に大災害が起きてデータが総て消失しても、サンフランシスコにデータは残る訳である。
そのシステムが私の操作ミスで一部クラッシュし、修復に2日かかってしまった。便利なシステムだがまだ未完成の部分もあり、リスクが多い。

今日は風のない猛暑で、1日頭の芯がボーッとしていた。
現在夜11時、室温33度。パソコンの周辺機器の発する熱がこもりなかなか下がらない。それでも、37度を越えた日中と比べると涼しく感じる。

夕刊に、ピアの表紙を30年以上描き続けた及川正通がギネス記録に載った、とあった。
出版に関わっていた身としては、その凄さがよく分かる。まず、30年以上、同じ雑誌が続いたのが凄い。毎年膨大な数の雑誌が創刊されるが、殆どは1年足らずで廃刊になる。次に担当者が使い続けた事も凄い。
知人に週刊誌の表紙を2年間担当した者がいた。彼は月々200万程のギャラを受けていたが、仕事が終わると同時に、殆ど仕事が無くなってしまった。絵のイメージが週刊誌と結び着き過ぎで、他のクライアントには使いつらかったようだ。

昔、同業者から及川正通の表紙のギャラは1枚180万と聞いたことがある。真偽は分からないが、週刊に単行本にと月に5,6枚は描いていたので、合わせた月収は相当な額だったと思う。その彼が、昔、NHK教育に出演した。その時、彼は見慣れた作風とは全く違うホワっとしたパステル画を披露し、「本当は、こちらを描きたいです。」と話していた。
聞きながら、高額ギャラは作家の束縛料だと思った。自由が良いか生活の安定が良いか、選ぶのは難しい。もし、私が選べる立場なら、自由を選びそうな気がする。

一昨日昨日と自然公園の古民家でNHK番組の撮影をしていた。11月衛星放送の歌川豊国を描いた番組である。いつも私が寝転んで休む居間に、文机や絵筆等が置かれ、すっかり江戸絵師の画室が出来上がっていた。共演するネコたちも沢山いて、どの子も可愛い日本ネコばかりだ。古民家の係の人が有名役者が来ていると話していたが、母も私も役者には興味なく、ネコばかり眺めていた。

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