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2007年10月14日 (日)

写真日記更新。御諏訪神社下に小さな個人墓地がある。07年10月14日

晴れそうで晴れない分かりにくい天気だ。日射しが耳や首筋に当たると暑いので、20年以上前に買ったウールフェルトの中折れをかぶって散歩へ出た。濃いオリーブグリーンのドイツ製で、あちこち虫に齧られている。このまま放っておいてはもったいないので、散歩用に使うことにした。

母には肌寒いようだ。上っ張りにショールをかけて丁度良いと言う。車椅子を押す私にはまだ暑く、途中で上着を脱いだ。今の季節は、日なたは晩夏、日影は晩秋と極端な気候だ。
赤羽自然観察公園は静かだった。ススキの穂が出揃って一層秋らしい。田圃は稲刈りが終わり、稲干しの枷だけ見ると、農村風景と錯覚しそうだ。田圃の切り株からは、すでに新芽が出ている。南九州では、切り株から育った稲が真冬前に実ることがある。

明日は15日。散歩帰り、生協に寄って神棚のサカキと仏壇の花を買った。伝統的なことを続けると、年月の流れと一体化しているようで気持ちが和む。
帰り道の、御諏訪神社下に地元旧家所有の小さな個人墓地がある。巨大な現代の墓に、軽く持ち上げられそうに小さな昔の墓が交ざる。苔むした丸みを帯びた昔の墓は、観音様が彫刻してあったりして優しい。材質は柔らかい砂岩で、すぐに風化し100年もすれば自然の石と見分けられなくなる。反して、現代の墓は輸入花崗岩等を長方形に加工した味気ないものばかりだ。材質も堅牢で数千年は保ちそうだ。その、千年後に自分の名を残そうとする執着は好きになれない。母も私も、やがて消えてしまう、昔の墓の方が好きだ。

◎久しぶりに写真日記を更新した。9月1日〜10月12日 14枚
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