光電話開通で部屋の模様替えと大掃除。07年10月31日
昨日から、ひかり電話の受け入れ準備に忙殺されていた。
と言っても、回線工事自体は簡単で、大変なのは仕事部屋の模様替えだ。光対応のルーターはADSLモデムよりずーっと大きく、置き場所を作り替えなければならない。そのついでに、スパゲッティ状態の配線を整理していたら大掃除になってしまった。
配線と立ち上げは今日の午前中に、NTTから人が来てすぐに終わった。
その後、古いマックと新しいマックをランケーブルとルーターで繋ごうと、付属のマニュアル通りにやったが、まったく反応しない。ウインドウズと比べ、Macへの説明は簡略過ぎて、大切な説明が抜け落ちているようだ。結局、苦労して元に戻したら問題なく繋がった。こんなことなら、マニュアルを読まない方がよかった。
次に、ニフティのログインパスワードを変更した。するとインターネットに繋がらない。よくよく考えるとルーター内のパスワード変更をしていない。しかし、ルーターへ入るのに必要な名前とパスワードがわからない。直ぐにニフティに電話して、担当者とあれこれ考えて、それらしき言葉次々に入れていたら設定画面が開いた。パソコンは極めて厳格な機械なのに、意外にアバウトな面もある。
文にすれば短いが、実際はそれらの作業に20時間は費やした。無駄な作業をしながら、パソコンを始めた頃、毎日、20時間ほどディスプレーに向かっていたのを思い出した。その頃は夢の中までパソコンが出て来て、プログレッシブ変換で出て来る夢の画像を重いとか軽いとかやっていた。プログレッシブ変換とは、碁盤の目状に出て来た重い画像が、データを読み込むに従って徐々にくっきりする方式である。回線が早くなった今はまったく見かけない、懐かしい方式だ。
今回、2年間放っておいたOS9のMacを久しぶりにいじった。切れ味よく正確に動くのに驚く。性能は今のOS10の4分の1程度なのに、少しも遅く感じない。OS9とブラウン管の画面で仕事をしている頃はやりやすかったが、液晶とOS10の組み合わせになってからは色が不正確でやりにくい。今もデザイン業界でOS9が重宝されているのが納得できる。
そんな訳で、今日は母の散歩はなかった。時折、様子を見に行くと、母は暗い顔をして元気がなかった。そんな母を見ると、長く家に閉じこもっている老人達の心が病んで行く訳が分かる。
先日は旧知のMさんの1周忌だった。親しい人が亡くなった家はよそよそしく見え、訪ねることは皆無になった。そのMさんも老人施設へ入れられて、2年足らずで急速に老いて亡くなってしまった。
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