珍しく風邪気味。07年11月27日
日曜夕刻に旧友のT君から電話があった。夕飯を奢るから池袋へ出てこいと言う。しかし、私は昨夜から喉が痛い。今まで、どんなに忙しくても誘いを断ったことはないが、風邪で寝込むと大変なので断った。「お前が風邪を引くとは珍しい。暮れにもう一度誘う。」と納得して、T君は電話を切った。
毎年、風邪は引くが、40年近く寝込んだ事はない。丈夫だからではなく、早めに手を打って無理をしないからだ。20代の頃、風邪を引いて寝込んで、とても大変だったので気をつけるようになった。
本当は、風邪そのものを寄せ付けないことが大切だが、急に冷え込んだのに薄着で過ごしたのが良くなかった。やはり歳には勝てない。まさしく、年寄りの冷や水だった。
月曜になると、危惧していたように体が怠い。母の散歩は休まなかったが、昼食後は横になって体を休めた。しかし、喉の痛みに代わって鼻がグズグズして咳が出るので、葛根湯に併せて母の咳の薬ムコダインを飲んだ。ムコダインは鼻腔から喉、気管支までの粘膜の炎症を修復する。確かに、薬が効いている間はやや楽になった。
しかし、軽い風邪でも気分は落ち込む。元気な時は、仕事でどんなに追い込まれても、跳ね返す気力があるのに、悲観的な先行きばかり考えてしまう。病気を悩んで自殺する人が多いが、その心情が少し理解出来る。
今日も散歩へ出た。更に鼻水と咳の症状がひどくなったが、風邪は回復基調で倦怠感は薄れてきた。しかし、母に風邪をうつすのが心配なので、気休めに葛根湯を飲ませている。週末に母の内科の定期検診。その時、インフルエンザの予防接種を受けさせる予定。しかし、ワクチンの効果が出るのは2週間後。それまで細心の注意が必要だ。幸い、これから週末にかけて雨模様。湿度が高まればインフルエンザウイルスの感染力は弱まるので助かる。
鼻水と咳は不快だが、曇り空の散歩は紅葉は美しく楽しかった。
今年の秋はいつになく清澄に感じる。桜の紅葉は殆ど散って、地面が鮮やかな絨毯に変わった。これから美しいのはミズキの淡い紅色ガラスのような紅葉だ。赤羽自然観察公園の地下には水脈があり、斜面の各所に豊かな湧水が見られる。そのせいか、この公園には水脈を好むミズキが多い。
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