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2007年11月10日 (土)

楽に老いることはできない。07年11月9日

深夜、様子を見に行くと、母はテレビを点けたまま寝入っていた。音や光がある方が安心して眠れるようだ。いきなりテレビを消したりすると目覚め、「聞いていたのに。」と文句を言うので、少し様子をみてから消した。昨夜は咳がひどく、何度も背中をさすりに行った。今夜は雨の所為で咳は少なく、よく寝ている。老いと苦しみは一体で、楽に老いることはできないようだ。

今朝は整形外科へ母を連れて行き、介護保険の医師意見書の為の診察を受けさせた。予約なので待ち時間はない。検査ついでにペイクリニックもしてもらうので、私は一旦家に帰って待った。小一時間で病院に戻ると直ぐに診察室に呼ばれ、医師からレントゲン写真の説明があった。圧迫骨折している背骨は落ち着いている。14年使っている両膝の人工関節の弛みはない。殆ど使わなくても、老人の場合、骨との嵌合部分が緩むことが多いらしい。
母の肝臓ガンについて聞かれたので、腫瘍マーカーは高いので再発は間違いないが、あえて精密検査をしないことにしている、と答えた。高齢なので、状態が分かっても、治療出来る訳ではない。医師はガンより転ぶ方が怖いと話した。老人が転ぶと股関節の骨折を起こすことが多く、そのまま寝たっきりに移行してQOLが著しく低下する。高齢の場合、風邪も下痢も骨折も、総て急速に生死に関わる。

医師は意見書の下書きをしながら、介護保険の審査が増々厳しくなったと話した。母は利用率が低く、介護保険度が下がっても問題ないが、車椅子は要介護度2でないと借りる対象にならない。車椅子を借りる為だけに介護度を上げなければならないこの制度は実態を無視している。
10時前に検査は済んだので、自然公園へ行った。天気は良いが、人影は少ない。今年は草木の色づきが早く、秋色の中のピラカンサの紅色の実と常緑の葉の対比が美しい。この色合いを見るとクリスマスが近いと感じる。

生活は相変わらず厳しく、いつも入出金のジグソーパズルをしている。殊に今月はふいの出費が多く、やり繰りに苦労している。そんな中、一皮むけたように良い作品が描けるのが救いだ。今日も、雲シリーズの雨のシーンを完成させた。良い作品さえできれば、作品が必ず助けてくれると信じている。

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