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2007年12月21日 (金)

生きるとは現実を見つめること。07年12月20日

昨夜は母の咳がひどく、午前3時まで母のベットへ何度も介抱に行った。今日の母は寝不足と咳で疲れていたので、散歩は短く済ませた。今は午前0時、様子を見に行くと、母はぐっすり寝入っていた。昼間、色々飲ませた薬が効いているようだ。

肝臓の腫瘍マーカーは高く、再発はほぼ間違いない。レントゲンでの推測だが、ガンの再発箇所は肝臓の上部で肺と隣接している。もしかすると、すでに肺に転移していて、それで咳が増えたのかもしれない。考えたくないが、このままずーっと平穏で過ごせるとは思えない。かと言って、母の死の予感に生活を振り回されたくはない。静かに一日一日を過ごしている内に、ある日、母が目覚めない朝が来る。そのような終わりを期待しているが、現実には、嵐のようにその時が訪れ、私を残して、慌ただしく黄泉の国へ旅だって行くのだろう。

最近、風景がくすんで見える。季節の所為だけではなく、長く親しんで来た老人達の姿が風景の中から消えたからだ。老人の少数とは春に再会するが、多くは二度と会うことはない。生きるとは現実を見つめることと、最近つくづく思うようになった。

進行していた本の企画がようやく本決まりになった。これから3月頭まで猛烈な忙しさが続く。その間の母の体調が不安なので、「印税が入ったら好きなものを買ってやるから、元気でいてね。」と母に話した。母は暗示にかかりやすい性格だ。大病を重ねたのに今まで生きて来られたのも、その楽観的な思い込みの良さにある。多分、3月までは母は現状を保ってくれると思う。さて気になる印税だが、出版が景気良かった昔と違い、執筆期間に費やした生活費には遠く及ばない額だと思っている。

年賀状のプリントは終わった。宛先と簡単なメーセージを手書きする作業が残っている。忙しくなる前に、今年は早めに済ませよう。

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