のどかな初冬の陽光。07年12月21日
今日の自然公園は人影が少なく、静かな散歩だった。湿地の木立はすっかり葉が落ちて、根元まで明るい光がさしている。小鳥たちのさえずりと、せせらぎの水音が心地良い。ネコヤナギの莟はまだ小さく、鮮やかな紅色が可愛い。
遊歩道脇の、今まで名前が分からなかった艶やかな緑の木肌の若木に、クスノキと名札が下がっていた。クスノキならよく知っている。私の育った南九州はクスノキの大産地だった。しかし、郷里のはどれも大木ばかりで、若木の姿は知らなかった。試しに葉を1枚採って揉んでみると爽やかなクスの香りがした。
池の淵をカモの夫婦が歩いていたので、小鳥の餌を池に撒いた。すると、直ぐに雄だけが水に入って夢中で食べ始めた。しかし、雌は警戒して水面に下りて来ない。ヒナを育てる雌には、これくらいの慎重さ必要なのだろう。人間でも、雄は概ね大胆で積極的だが、雌は慎重で警戒心が強い。人の性差は過激に論じられるが、自然界での性差は合理的で納得しやすい。
11月末から設置した光ケーブルのルーターにはtelポートが二つある。それで、一つは通常の電話用に、片方は指定番号を設定してFAX専用にした。しかし、指定番号での受信が不安定だ。殊にIP電話からの受信にはまったく対応していない。NTTの建前では、一般の電話システム総てに対応しているはずだが、実際はそうではない。
窓ガラスに保温専用のプチプチが貼ってあるが、母が外が見えないと嫌がるので、ガラスの1枚だけは貼らないでいた。しかし、その1枚からの熱損失が大きい。それで、薄く透明性の高い断熱材を貼ってみた。これで、保温は完全と思ったが、朝にはその1枚だけ、ぐっしょり結露している。対して、厚さ7ミリのプチプチ断熱材の方はまったく結露がない。透明な保温材の断熱性は弱いようだ。
半月近く断熱材を種々試した結果、接着方法は水貼りが剥がしやすくベストだ。両面テープでの接着は強力だが、ガラスから剥がすのに苦労する。私は厚いプチプチの水貼りタイプを薦める。
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