寒波とインフルエンザ来襲。07年12月4日
先月末、散歩コースの御諏訪神社に植木屋が入り、庭木の選定をしていた。路傍に枝打ちされたヒサカキが積んであったので、形が良い枝を選んで持ち帰った。そのヒサカキは神棚に飾ってあるが、生きが良いので5日を経た今もとても元気が良い。
サカキは2種ある。東京では、大きな葉の本サカキは少なく、亜流のヒサカキばかりだ。ヒサカキの花の香りはガスのような匂いがするので、私は莟を総て落して飾っている。
雨降りの昨日が紅葉の盛りで、今日は少し色褪せていた。これからは落ち葉の美しい季節になる。殊に、桜の落ち葉は香り高く素晴らしい。
今夜は冷えるとの予報。昼食後、暖かい内にベランダのガラス戸にプチプチパッキンを貼った。暖房熱の7割は窓から失われている。プチプチを貼り始めると、それまでガラス面を伝わって流れ落ちていた冷気がすぐに止まった。この分ではかなりの暖房費節減を期待できそうだ。
仕事の先行きを考えると悩み深い。考えたからと言って解決する訳ではない。どうすれば良いかはよく分かっているのに、気がつくと1ヶ月先のことを、グダグタ悩んでいる。どうやら生半可な人の知恵は、かえって人を不幸にするようだ。その点、動物は1週間先どころか明日のことすら悩んでいない。どちらが優れているかの議論があるが、私は動物の方が上だと思っている。彼らのように、今現在だけに生きられたどんなに楽だろう。
インフルエンザ流行が戦後最速と報じていた。報道ではワクチン接種を推奨しているが、その一方で百害あって一利なしなどと言った噂が飛び交っている。
以前、学童全員に集団接種していた頃、予防効果が見いだせない上、合併症のみが出現した、と言うのがその大きな根拠だ。その結果を受けて、今は任意に希望者だけが接種を受けている。しかし、ワクチンの高齢者におけるインフルエンザ重篤化低減効果は、WHOをはじめ世界各国でも広く認められている。私はそれを信じて、母と伴に接種を受けた。
そのような誤解を生んだ一因に、インフルエンザウイルスの種類の多さがある。仮に、ソ連型と香港型をワクチンで防いでも、その他大勢のウイルス感染の機会は多い。反対論者は、そのマイナス面のみを強調して、ワクチンは効かないと言っているようだ。反対論は議論をセンセーショナルに活発化する効果はあるが、いずれにせよ妄信は止めたが良い。
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