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2008年1月23日 (水)

子供たちの、雪の古民家でのおにぎり昼食会は一生記憶に残るだろう。08年1月23日

午前中、激しく舞っていた雪は午後に小雨に変わった。草地に薄く積もった雪はまだらに溶け、寒々とした新河岸川を曵き舟が遡って行った。

雪でも、午前中の母の車椅子散歩は休まなかった。
雪はみぞれに近く、歩道に落ちると直ぐに溶けた。しかし、自然公園はすっかり雪に覆われて、母も私も北国へ旅している気分だった。管理棟前のテーブルの可愛い雪ダルマの傍らに母を置いて記念写真を撮った。撮り終わった頃、近くで遊んでいた3歳ほどの男の子と若い母親がやってきた。聞くと、雪ダルマは男の子が生まれて始めて作ったものだ。
「可愛い雪ダルマだね。」
褒めると、男の子は大切そうに雪ダルマを抱えてはにかんだ。雪道をお母さんに手を引かれ、帰って行く男の子と雪ダルマの後ろ姿が童話みたいだった。家に連れて帰った雪ダルマは冷蔵庫にしまわないと、すぐに溶けて男の子を悲しませそうだ。

自然公園の古民家からは子供たちの楽しそうな歓声が聞こえた。今日は近くの小学校の親子おにぎり昼食会で、私たちは中へ入れない。時折、炊事支度の小学生と母親達が楽しそうに出入りしている。顔馴染みの古民家係のIさんによると、90人ほど親子が集まったようだ。雨戸と障子を閉め切った座敷からは楽しそうに笑い転げる子供たちの声がいつまでも聞こえる。暖房設備がなくても、白熱電灯の暖かい光と、人の温もりに包まれて寒さは感じない様子だ。床に天井に柱に、何代にも渡って営まれた生活の跡に、広く素朴な座敷をほのかに照らす障子の柔らかな外光。今日の雪の日の古民家での食事は、一生子供たちの記憶に残ることだろう。古民家には、同じ和室でも、旅館等の蛍光灯の下の気取った座敷とはまるで違う優しさがある。

昨日、お昼の準備をしていると10年前に買ったガスコンロが壊れた。
火が消えたらセンサーが探知してガスを止める当時の新しい方式だったが、センサーが鋭敏になって、火がすぐに消えるようになった。加えて不完全燃焼気味で、排出する微量の有害物質が母の咳の原因になっている。受け皿やグリルの天井も腐食が進み、修理が追いつかない。どうやら買い替えの時期が来たようだ。昼食後、ガスコンロを外し、落ちた錆と吹きこぼれの出汁が小高く固まった汚れをステンレスカールタワシで大掃除した。

外した古いガスコンロをゴミ置き場に出して、赤羽駅高架下のビバホームへ出かけた。6種並んでいたコンロはどれも安い。その中、旧式の回転コック式は9,800円と格別安い。他は押しボタンコック式で、軽く触れただけで発火しそうだ。それで躊躇なく回転コック式を買った。家庭用器具は旧式の定番が使いやすい。洗濯機は2槽式、電子レンジは液晶表示より旧式のダイヤル式が直感的で使いやすい。

帰宅して直ぐにガスコンロを設置して夕食を作った。燃焼高率が良く排ガスに厭な匂いがない。トッププレートはフッ素コーティングで油こぼれも簡単に拭き取れる。グリルは片面焼きの水皿式だが、使いやすく改良されていて、掃除も楽だ。今は水無しグリルや両面焼きが主流だが、片面焼きには時代が磨き上げた良さがあり、私は好きである。

それにしても安すぎる。試しに価格ドットコムで調べてみると、最安値は送料別18,900円、希望小売価格30,660円とある。更にオークションで調べてみると、希望価格14,200円で出品されている。それなら、ビバホームで現物を買ってから出品すれば5,000円近い儲けになる。どうやら、とんでもない激安で買ったようだ。いや、店が19、800円の1を落した誤表記かもしれない。ちなみに、その製品はリンナイRTS-336WN。

Ma_3

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