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2008年3月14日 (金)

王子税務署から王子稲荷へ回った。08年3月14日

青色申告は17日月曜が期限だが、間に土日が入るので実質的に今日が期限前日だ。朝、カーテンを開くと下の歩道を雨傘が見えた。目を凝らしたが雨足は見えない。小さなこぬか雨のようだ。
昨日は母は体調不良で散歩を休んだ。二日続けて休むと体力が弱るので、昨夜から今日は王子税務署に母を連れて行こうと決めていた。しかし、混み合って待たされのが不安だ。以前、外まで続く長蛇の列に20分待たされたことがあった。それでも好天なら良いが、この天気の中待たせるのは気が重い。
去年連れて行った時は好天で、気楽に日溜まりに母の車椅子を置いておいた。傍らに飼い主を待っているワンコがいて、母は楽しかったと話していた。

私一人で行くのなら雨など問題にしない。悩んだ末、もし長蛇の列だったら提出は止めて引き返そうと決め、午前10時に連れ出した。
外は殆ど雨は止んでいた。しかしすぐに雨が降り始めたので、雨具を着せた。

東京北社会保険病院下の公園で母を歩かせた。それから、地下鉄南北線の赤羽岩渕駅へ向かった。このコースは以前とすっかり変わった。画材用のベニヤを買っていた材木問屋の製材所は壊されて駐車場になっている。環八と北本通りの交差点にあった古い土蔵作りの米屋は立ち退き、その一帯はてマンション工事中だ。他にも無くなった店が沢山あるが、思い出せないほど多い。

地下鉄南北線駅員の車椅子への対応は気持ちよく、スムースに王子に到着した。エレベーターで地上に出てから、念のため北トピアの車椅子用トイレを母に使わせた。雨の北本通りは、子供の頃の都会のイメージに近い。荒涼としているが、ダイナミックでもある。母は小さな旅行をしている気分で楽しんでいた。

王子税務署は意外に空いていた。インターネット提出が普及し始めた所為かもしれない。2.3分の待ちで提出し、受領印を貰ってすぐに税務署を出た。母を待たせずにすみ安堵した。帰りは、北本通りから右折して、鉄道下の歩行者用地下通路を抜けて王子稲荷へ出た。先月、初午で来たが、混み合っていたので母は本殿にお詣りしていない。今日は境内に人影はない。本殿前や古いキツネの石像などの前で、車椅子の母を撮った。

本の仕事で厭な事が続いていたので、この静けさには安らぐ。僅かな金を得るために、何故これ程まで自分を貶められなければならないのか。今までの私なら、勢い良く尻をまくって仕事を蹴飛ばして来たのだが、生活のこと、本の刊行を待っている母のことを考えるとそれはできない。今は無性に絵が描きたい。そればかり考えている。

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