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2008年4月10日 (木)

母は出かけるのを嫌がるので、一人で買い物へ出た。08年4月10日

9日
母のことでストレスが溜まり、眠い上、身体の節々が痛む。十分に睡眠を取りたいが、1時に寝ても5時前に目覚め、それ以上眠れない。母同様、私も心を病んでいるのかもしれない。

痛みは尾骨辺りが一番強く、腰かけるとズシンと痛む。痔オタクとしては肛門周囲膿瘍を疑う。しかし、熱もなく尾骨の周りに痛みが集中しているので違う。多分、尾骨に付随した筋肉が精神的ストレスによって痛むのだろう。この筋肉は脳と関連深く、犬が感情表現に使うくらいだ。とりあえず、母の消炎鎮痛剤を塗っておいた。今はその措置で解決するが、そのうち日常的にあちこち痛むようになる。老いと痛みは切り離せないものだ。

10日
朝、母に呼ばれて行くと、気分が悪いと寝ている。
「気分が悪いのは気のせいだ。身体は何処も悪くないよ。」
説得すると、母はソロソロと起き上がり、洗面所へ向かった。いつもなら顔を洗うのは一人でできるが、今朝は後ろから身体を支えた。本人も、体調の悪さは気のせいだと思っている。本当のところは気のせいと悪いのが半々である。まず症状が出て、それから気分の悪さを引き起したのだろう。

今日は母の入浴介助の日。午前9時半から、母はヘルパーに身体を洗ってもらった。普段は、母は自分でざっと洗うだけで済ませている。本当は私が丁寧に洗ってあげたいが、母は息子に洗ってもらうことに抵抗があり、頑として自分で洗う。私は母のプライドを尊重している。

先日、版元へ打ち合わせに行った時、老人の下の話しになった。入院中の老人は乳酸菌を十分に摂っているので排泄物はあまり臭わないと言ったことだ。私もそれは実感している。母は毎食、乳酸飲料、ヨーグルト、医師処方の乳酸菌ラックビーを摂っているので悪臭は少ない。老人の世話で大変なのは食べさせるのと下の世話だ。その半分が楽になれば介護はかなり楽になる。

11時に入浴介助は終わった。買い物へ連れて行こうかと聞くと、厭だと言う。母をベットに寝かせ、私一人で買い物へ出た。外は2月の気温で冷たい小雨が舞い息が白い。新緑が雨に洗われ一段と鮮やかだ。宮崎から上京した頃、関東の新緑の美しさに目を見張った。南九州は常緑樹が多く、冬から春への変化は小さく、春の訪れにはさほど感動はなかった。

雨で敬遠したのか、桜並木の何でも屋の店頭にいつもの酔客はいなかった。ただ、40代の長身の男性が一人、店の前をウロウロしていた。彼は時折、客の置き忘れた空き缶を覗く。そうやって、飲み残しやただ酒にありつくのを期待している。彼の望みは健康や平穏ではなく、アルコールに知性を麻痺させることだけなのだろう。

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