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2008年4月24日 (木)

母用に介護ベット導入を考えている。08年4月24日

今日の母の散歩は休み、ケアマネージャーに介護ベットについて相談に行った。直ぐに導入する訳ではないが、突然必要になった時に備えるためだ。機能は様々で、慎重に選ばないと母に不向きなものがある。母は背中が持ち上がるだけのシンプルな構造で十分だが、殆どは余分な複雑な動きをする。それでも導入すれば、大いに役立つだろう。

ベット単体の1ヶ月借り賃は1200円前後と安い。しかし、それにマットレス、手摺が加わるので1500円程になる。気をつけなければならないのは入院時で、ベットは一旦返却することになる。その規則は使う方と業者からの不満が多く、実際は1ヶ月以内の入院なら、借り賃なしで置いておいてくれる。しかし、1ヶ月以上の入院になると、高額の実費を出すことになる。

今使っている母のベットは私の手作りで、ベットの下にキャンバスや額や道具類が置いてある。もし、介護ベットを導入するとなるとその置き場を考えなければならない。もっと頭が痛いのは手作りベットの処分だ。壊して捨てるには頑丈に作り過ぎた。できることなら、介護ベットの厄介にならずに済むことを願っている。

帰りにお昼の買い物をして帰ると、母はテレビの前の椅子で死んだように眠っていた。
お昼はサワラの西京漬、大根葉のチリメンジャコ炒め、キウイのゴールド、ワイン漬けプルーン、ヨーグルト。それらを少量ずつご飯に添えたが、食欲がないと手を付けようとしない。散歩を休んだので胃腸の働きが弱くなっているのだろう。こんな時も吐き気止めのナウゼリンがよく効く。この薬は脳中枢に作用して吐き気を止めるだけでなく、胃腸の動きも活発にする。以前、母が便秘した時飲ませると、腸の蠕動が活発になりすぐに出た。今日も少量を飲ませると、何とか必要量を食べてくれた。

午後、母は映画を少し観て、後は夕食までベットに寝ていた。母は車椅子散歩をしている間だけ生き生きしている。外で人と会えば挨拶し、快活に世間話をする。だから、殆どの人はとても元気だと思っている。家でも元気でいて欲しいが、もうそれは願わない。数時間だけでも、生き生きしてくれるなら、それで十分だ。

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