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2008年5月30日 (金)

老人介護は直ぐ傍でみている家族が一番心得ている。08年5月30日

寒い霧雨の中散歩へ出た。明日も雨の予報。できるなら今日、母を自然公園で歩かせたかったが、雨具着用での歩行は負担が大きいので止めた。公園の満開のウツギは散り始め、舗道を雪のように覆っていた。あまりに美しいので、写真を撮り写真日記に掲載した。

雨の日に出会う人は公園好きの人ばかりだ。そのような数人と短く挨拶を交わし、帰りに生協で買い物した。帰宅すると母の声が少し枯れている。昨夜の冷え込みで風邪の引き始めのようだ。直ぐに葛根湯を飲ませた。西洋薬は半病気に対しては荒っぽ過ぎるが、漢方は実にバランスよく体調を整えてくれる。この対処方法で、母には一度も風邪を引かせたことがない。

体調低下のせいか、母は昼食で吐き気を訴えたのでナウゼリンを飲ませた。
昼食後、いつもは栄養補填にオリーブ油入りの野菜ジュースを飲ませているが、今日は休んだ。体調変化に一喜一憂はしない。しかし、繊細な対応を怠るとすぐに悪化させてしまう。秋の個展時、長期間のショートステイを止め、二泊三日にしたのもそのような理由だ。

介護施設や病院に任せておけば万全と思われているが、それは大きな誤解だ。
2003年初夏、駒込病院で母が婦人科のがん手術をした時、食事への配慮の無さで、母は次第に体力が弱った。栄養構成は万全だが味付けが実に不味い。その上、食中毒対策で、魚介類は乾涸びる寸前まで加熱されていて母は堅くて噛めない。それで私は毎日食事を運んだが、1食分では対応しきれなかった。その時は、担当内科医のすすめで一時退院させ、自宅で療養させた。母は秋までに体力が回復して、11月の本命の肝臓ガン手術に耐えることができた。私は、老人介護は直ぐ傍でみている家族が一番心得ている、と思っている。

午後4時、母の様子を見に行くと椅子に腰かけてテレビを見ていた。声の枯れも取れ、風邪の心配はなさそうだ。

☆写真日記2枚追加更新。左サイドから入る。

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