母だけでなく、私も老いた。08年7月1日
梅雨の中休みが続く。天気図を見ると梅雨前線は遠く南下していて、梅雨が明けそうな気配だ。日射しはあっても、気温が上がらないので助かる。
最近、緑道公園脇に民家が新築中で、工事用の車がよく遊歩道に停車している。いつもは車椅子が通る幅を残してあるが、今日の工事車は道一杯に道具を広げて通り抜けられない。車の作業員たちは私たちに気づいても知らん顔だ。文句を言おと思ったが栃木ナンバーなので止めて、横の芝生を抜けた。
車椅子用入り口や歩道を塞いで停車しているのは、殆どが地方車だ。文句を言っても、理解出来ない人が多いので、最近はこちらが回り道をしている。彼らも地元へ戻れば良い人だろうが、出稼ぎの東京では自己中になる。これは暴走族が地元では大人しいのと似ている。
自然公園は人出が多かった。久しぶりに会う人も多く「いつも、お元気そうですね。」と母に声をかける。「見かけばかりで、中身はボロボロです。」と母は答える。母だけでなく、車椅子を押す私も中身はボロボロだ。もし、病院で検査したら問題だらけだろう。
自覚症状は、そこかしこ痛んだり苦しかったりする。目も歯も弱った。昔は、堅い梅干しの種を軽々と噛み砕いていたのに、今は想像するのも恐ろしい。口は大きくてゆとりがあるので、親知らず4本は自然に生えている。しかし、奥まって磨きにくく、虫歯と歯周病になりやすい。歯科医師から「いざとなれば、ブリッジの支えに使えます。」と言われ、少々トラブルがあっても抜かないでいる。親知らずの手入れは丹念にしているが、体調が低下すると時折うずく。
半年前から、尾てい骨の辺りが何となく痛む。最初は肛門周囲膿瘍を疑ったが詳細に調べると尾てい骨の上が痛い。腰かけていて当たる場所ではないので原因は分からない。痛みが気になる時は母のフェルビナク配合の鎮痛ステックを塗る。
右腹上部がシクシク痛むことがある。もしかして肝臓に異常が、と丹念に確かめると痛みは表面に近い。筋肉痛かもしれないと、これも母の鎮痛剤を塗って何となく治める。
先週から首が痛く、首が回らない状態だ。殊に左横を見ると強く痛む。これも母の鎮痛剤を塗り葛根湯を飲んで緩和させている。
鎮痛ステックと葛根湯で良くなるなら大した病気ではない。しかし、自覚症状のない分野はそうはいかない。姉が糖尿なので自分の血糖値にはナーバスだ。常に運動と食事に気を付けているので正常値だったが、検査センサーを使い切り、長く計っていないので今の数値は分からない。
持病の鼠径ヘルニアは初期段階で留まっているが、酷くすると手術になって車椅子を押せなくなる。それでは母の命取りになるので気を付けている。他の異常も、母が生きている間は穏便にと神頼みだ。
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