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2008年8月22日 (金)

星野ジャパンの敗因とジンクス。08年8月22日

午後、テレビのチャンネルを変えていると、オリンピックの日韓戦が写った。
画面は韓国攻撃中で得点2-1で日本がリード。私のジンクスでは、偶然入れたチャンネルで攻撃中のチームが勝つ。これは殆ど100%的中する。
昨日の女子ソフトボールの日米戦でも、偶然入れた三度とも日本攻撃中だったので、日本の勝ちを確信した。結果はその通り日本が金メタルを得た。
だから、日韓戦は韓国逆転勝ちを確信してテレビを止めた。だが、ジンクスは外れることもある。微かな期待を込めて、インターネットのオリンピック速報を見ると、残念ながらジンクス通り6-2で日本は逆転負けしていた。

星野ジャパンには始めから期待していない。
バカバカしい理由だが、今月初め、母を生協浮間診療所へ連れていった時、待合室でアエラの血液型と野球選手の記事を読んだからだ。それによると、日本プロ野球ではA型とO型が多いが、大リーグに渡って活躍するのは野茂やイチローのようにB型が多いとあった。
記事では星野ジャパンはB型不在のA型主力とあった。A型は堅実で緻密な野球をするが、短期決戦の大舞台に弱い。血液型の所為でもないだろうが、現実には予選から得点力不足の歯がゆい試合を続け、無様な結果になった。今回、うっちゃり勝ちを予想する向きがあったが、予選辛勝から世界選手権を取った時はイチロー達がいた。この結果は、堅実重視の星野人選の失敗だろう。血液型はお遊びとして、大舞台では、荒っぽくても何かやってくれる選手が必須だ。ちまちま堅実だけでは大きな仕事はできない。これは日本経済低迷にも言えることだ。

午前中、母は病院のハシゴをした。まず、北赤羽整形外科でペインクリニック。次に生協浮間診療所へ定期診察に行った。
母はペインクリニックをすると便意を催すことが多い。便意や尿意の元の神経がある腰椎に麻酔をする治療なので、抑えが効かなくなるようだ。案じた通り、生協浮間診療所に着くとすぐに母はトイレを要求した。
終わった後、車椅子に腰かけさせようとすると、母は便座カバーに少し粗相している。慌てて、母を処理して車椅子に腰かけさせ、便座カバーを外して、備え付けの殺菌液体石鹸で洗面台で洗った。カバーの水気はトイレットペーパーで吸い取ったが湿り気が残っている。後の人に迷惑かけるので、看護婦さんに言うと、心よく、新しいカバーと取り替えてくれた。

母の診察はすぐに終わり、支払いを済ませて外へ出た。
道々、「厭な思いをさせて、ごめんね。」と母は謝った。
「もし、嫁さんに始末をさせていたら辛いだろうけど、俺なんだから気にすることはない。」と答えると、母は黙っていた。
介護経験のある男の友人から、「介護をしていると、独り身の方が気楽だよ。」と聞いたことがある。出来のいい嫁さんでも、親の下の世話をしてもらうと、引け目で辛くなるようだ。これは要介護の老人を抱えた家庭の、悩ましい問題だ。

帰りは生協へ回った。桜並木のアオノリュウゼツランの下には、養護施設の車椅子の若者たちが4,5人で見上げていた。花は頂上が完全に開き、それが枯れればいよいよ株全体の枯死が始まる。

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