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2008年9月 4日 (木)

気弱になった母に、幻聴と幻覚が起きた。08年9月4日

母は僅か3日間のショートステイで、気弱になった。
私は午後1時過ぎに個展会場へ向かい、家を留守にする。母はヘルパーのSさんが来る5時までの4時間弱、一人になる。母はその間に不安が募るようで、隣室で物音がするとか、のどが渇いて気分が悪いとか、何度も電話をかけて来た。どうやら、幻覚や幻聴が起きているようだ。

ショートスティ先のことは推測の域を出ないが、施設では、母は強い孤独感に晒されていたようだ。それで母は、不安感が強くなったのかもしれない。こんなことなら、家に置いておく方法を考えれば良かった。個展が終わり、いつものように自然公園へ行くようになれば母は回復するだろうが、母の姿を見ていると不安になる。

銀座から帰宅して、母に、最終日は姉が来るから一人での留守番は明日までだと言うと、「迷惑ばかりかけて、すまないね。」と母は謝った。そんな気弱な母を見ると、しんみりして辛い。

今日、初めて作品が2点売れ、両目が開いて気分が少し楽になった。
来客は昨日より増えたが、終わり近く雨がちらつき始めると来客は途絶えた。最後に来た若い女性客はドアを開け、「只で見ても良いのでしょうか。」と消え入りそうな声で聞いた。どおぞどおぞ、と招き入れると、彼女は怖ず怖ずと会場を一周して芳名帳にサインして帰った。住所を見ると向島とある。下町には、そのような浮世離れした人がまだいるようだ。
その前のアベックは入る時、靴のままで良いか、と聞いた。会場の板床は一段高くなっていて、誤解したようだ。見た目はギンギンの若者なのだが、可愛いことを聞く。

雨はのんびり気分に水をさすようだ。向島の女性客を見送ってからの30分がとても長く感じた。明日明後日、いよいよ残す所二日。正直言って疲労困憊している。

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