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2008年10月12日 (日)

老いた母に弱気とわがままが交錯する。08年10月12日

先日、白犬と老犬が安楽死させられると記入した。それに私の聞き違いによる事実誤認があったので訂正する。まず、その二匹を散歩させていた女性は飼い主ではない。彼女は重病で臥せている飼い主を見かね、好意で散歩させていた。
病床の飼い主は自分が逝った後の飼い犬の行く末を案じ、安楽死を選択肢の一つとして考慮されている。しかし、里親が見つかるものなら、そちらを切望している。もし、そのような奇特な方がいるなら、是非、連絡して欲しい。老犬は大人しい中型のミックス。白犬は優しい性格の日本犬系のミックス。周囲も私たちも、彼らの幸せを願って、今、各方面に働きかけている。

今日は自然公園の椎が大量の実を落していた。新しい実を、10分ほど拾い集めただけで、ビニール袋が一杯になった。新しい実は色が黒く尻が白い。拾い集めた実は水に漬け、浮いた2割程は虫食いがあるので捨てる。沈んだ実は強火で煎ってはじけたものを食べる。煎り立ては香ばしくて実に美味い。はじけていない実は傷んでいるものが多い。

Haha自然公園の田圃は総て稲刈りが終わった。切り株の残った田圃を眺めていると、母は子供の頃、早春の田圃でに野ゼリを摘んだ思い出を話した。母は大正期の久留米市荘島町で育った。当時は少し歩くと直ぐに市外で、筑後川沿いに豊かな田園が広がっていた。母は身体が大きく、近所の男の子たちを子分に引き連れ、遠くまで遊び回っていた。その元気な子も今は95歳。車椅子生活になって、生活の殆どを私に頼るようになった。

その母に、先ほど呼ばれて寝室へ行った。
「わがままばかり言ってごめんね。」と、母はしんみり謝った。私は母の為にならないことは絶対にしないが、それを受け入れない頑固さが母にある。最近それで、言い争うことが増えた。
「わがままは今に始まったことじゃないだろ。気にしていたら世話なんかできないよ。気にしないで寝な。」と言うと「有り難う。」と、母は寝入った。
自分の主張が理不尽なことは母も分かっている。ただ、それを認めるのに時間がかかり、後で謝ることになる。気が強くて明るかった母も、最近、老いの弱気が目立つようになった。

Sakura帰り道の東京北社会保険病院下の桜並木。この横断歩道は東京一心地良い。ゆったりと横断しながら、桜並木を眺める心地は最高だ。

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