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2008年10月26日 (日)

姉は博多の墓の東京移転を考えているが、私は関心がない。08年10月26日

25日土曜。姉はいつものように慌ただしくやって来た。
姉は単細胞で、一つの事が気になると他の事は考えられない。今、姉の最大の関心は博多の菩提寺にある先祖代々の遺骨をどうするかだ。寺は今迄安置してあった古い廟を建て替えるので、移ってくれと言って来ている。それには高額な寄付金に供養料がかかる上、博多が遠過ぎるのも問題だ。
一方姪達は、今月初めに死んだ上の姉の墓を東京近郊に建てることにしている。

「姪たちが建てる墓の費用を分担するから、姉と一緒に皆を入れたらどうだろう。」と、姉は考えを話した。しかし、私はまったく関心がない。
「文句は言わないから、そちらで姪達と好きなように相談してくれ。でも、ご先祖さんたちは住み慣れた博多を離れて、見ず知らずの関東の辺鄙な墓へ入るのは望んでいないよ。」と答えると、姉は困っていた。姉は考えるのが不得意だ。「次に来るまでに考えておく。」と、そそくさと帰って行った。

私は死者たちより、生きている母が大切だ。これから先、もし母が緊急入院となれば多額の出費になり、死ねば更に負担が増す。
ご先祖さまの霊は、毎朝、仏壇に灯明を上げ丁重に供養している。しかし、寺の廟にある父やご先祖さまたちの遺骨は供養料を送るだけで長年放置したままだ。私には遺骨はただの灰で、特別の思いはない。先のことだが、母の遺骨は微粉末にして自然へ帰そうと思っているくらいだ。だから、お寺が祖先の遺骨を無縁仏にするなら、それで良い。しかし、世間体を気にする姉は、私の考えが受け入れられないようだ。

26日日曜。
伊藤ハムが使っていた地下水にシアン化合物が基準値の2,3倍検知して、製品を何十万個回収と大騒ぎだ。地下水汚染は大問題だが、極微量のシアンに汚染した製品についてはまったく気にならない。例えば通常の梅干しの果肉でも汚染地下水の百倍はシアンを含んでいる。問題追求の方向が間違っているようだ。

散歩の行きがけ、御諏訪神社入り口の厄年表を熟年男性二人が熱心に見入っていた。二人連れはその後、境内に入ってお詣りしていた。先の見えない世相のせいか、最近、そのような光景を多く目にする。
私の厄は一昨年の61歳を最後に総て済んでしまった。そのことを話すと、私は父42歳、母33歳の本厄の年に生まれた、と母は話した。なるほど、それで家の災難を一身に受けてしまったのか、と合点がいった。

Mayumi朝、雨が降ったので、自然公園の人出は少なかった。管理棟まで行くと、炊事棟前に若い家族連れが野外炊飯に来ていた。
地面に敷いたレジャーシートでは子供たちが寝転んではしゃいでいる。
「楽しそうね。私もシートに寝転んでみたい。」と、母は目を細めて眺めた。
シートに寝転び、冷たい大地を背中に感じるのは心地良い。日南市大堂津小学校の頃、先生が「今日は良い天気ですので、お弁当は外で食べましょう。」と提案すると、子供たちは大喜びした。私たちはムシロと薬缶のお茶を下げて、見晴らしの良い裏山へ登った。ムシロの上で景色を眺めながら食べる弁当は格別に美味しかった。食後はお茶を弁当箱に注いで、残ったご飯粒を残さず綺麗に食べた。自然公園の子供たちも、今日の食事の楽しさを長く記憶に留めるだろう。

Haha1026_2緑道公園の桜並広場。ようやく母に、以前の笑顔が戻った。上の写真は自然公園のマユミ。

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