不眠症になりかけだが、薬には頼りたくない。08年12月21日
今日は冬至。散歩帰りに寄ったアルカードのスーパーには柚子が並んでいた。
日が暮れるのが早く、5時なのに暗い。母の夕食が終わるまで、ぼんやりNHKを見ていると、クリスマスの局宣が流れた。地下穴の家にドーモ君とウサ爺が並んで寝ている。そこに天井の入り口からクリスマスプレゼントが落ちて来て、ぶつかってドーモ君は目覚める。といった他愛のない内容だ。その情景がホノボノしていて、いつまでも心に暖かく残った。そんな気持ちになるのは、疲れているからだろう。
昨夜は一睡もしていない。1時半まで年賀状をプリントしていて、その後、床に入ってからアグリーベティを見始めたら眠れなくなった。そんな時は、母のレンドルミンを半錠のめば、すぐに寝付ける。しかし、最近、連用しているので、習慣性が付かないように服用は止め、眠れないつらさをがまんした。母が倒れるまで私は頑固な不眠症で、30年近く苦しんだ。もう二度と、あの苦しみはごめんだ。
おかげで朝動くのがつらい。やむなく母のために残していた試供品の長城清心丸、8分の1片を口に含んだ。すぐに牛黄(ゴオウ)の効き目が現われ、気怠さは吹き飛んだ。牛の胆石に何故そんな効き目があるのか不思議だ。長城清心丸は1丸3千数百円。8分の1片では4百円ほど。比較すると4百円の強壮ドリンクよりずっと効き目は良い。近いうちに1丸だけ買い置きしておこう。
しかし、身体の芯には疲労が残っていて、小用が近く残尿感があり気持ちが悪い。それでノコギリ椰子エキスをいつもより多く飲んだ。これは前立腺肥大の特効薬で頭髪にも効き目がある。父はハゲで前立腺肥大だったので、私は予防的に50代から常用している。おかげで頭髪は同じ状態を保ち、前立腺も今日のように悪くなりかけては治まる。
ノコギリ椰子エキスを多めに服用すると、すぐに残尿感は消えた。
相変わらず暗いニュースばかり。テレビカメラに写ったホームレスの若者は、3日食事無しで財布の底に小銭が数枚。上野公園などで炊き出しをしているが、1杯の食事にありつくのに長蛇の列に並ばなければならず、それは惨めで疲れるのだろう。
その点、今回の危機の震源地アメリカは違う。いたるところにボランティア運営の食堂や食料の給付所があり、誰でも十分な食料を得られる。
その一方、日本では不況になった今も、売れ残りや賞味期限切れ間近の食品が毎日大量に捨てられている。それは全食料の25%にあたる。それを巧く配給するシステムがあれば、困っている人は救われるのに実現は難しい。
ちなみに我が家では、食パンは4,5日賞味期間を過ぎていても、自己責任で問題なく食べている。
昔は食べ物に賞味期限の表示はなく、誰でも視覚、嗅覚、味覚を働かせ問題なく食べていた。
子供の頃、愛用していた駄菓子屋では、カビの生えた饅頭を売っていたりしたが、文句を言うと店主のばあさんは「大丈夫だ。」とツバをつけて汚れ布巾でカビを落していた。それは荒っぽ過ぎだが、親は安全を察知する知恵を子供に教えるべきだ。日付表示に頼り過ぎたために、現代人は本能として身につけている危険察知能力を失い、かえって問題に晒されている。
上写真。
散歩帰りに赤羽駅高架下のアルカードの唄って踊るサンタさんを見た。4,5年前からクリスマスが近づくと設置される。最近、腰を痛めたようで、動かない日が多いが、今日は元気に踊って唄ってくれた。低音のクリスマスソングが母のお気に入りで、嬉しそうに聞いていた。
下写真。
母背後の急坂は八幡神社の参道。右は新幹線の高架。正式な参道は右方向に今もあるが、八幡神社下に新幹線トンネルができた時、併せてその急坂の参道が作られた。
左は師団坂。戦前、丘の上に近衛師団があり、休日の坂道は行き交う兵隊さんで賑わっていた。師団跡に、今はミッション系の星美学園と東京北社会保険病院がある。
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