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2009年1月14日 (水)

先端恐怖症の私は、おろし金が苦手だ。09年1月14日

散歩から帰えると、ボタンを押さないのに誰もいないエレベーターが降りて来た。母は開いたドアーから過った冷風に軽く会釈した。
「誰ものっていなかったよ。」と母に言ったが、
「確かに誰か降りて来た。」ときかない。
本当は上った人が下りのボタンを押してくれたのだろう。しかし母は、
「上の階で亡くなった人の魂が降りて来た。」と言う。
「魂は飛べるから、エレベーターなんか使わないよ。」と言ったが、
「きっと年寄りの魂なんでしょ。楽したくて使ったの。」と、ニコニコしている。
最近の母は一段と死者達に親しみを感じているようだ。

昼食用にチリメンジャコおろしを作った。
東京ではしらす干しと呼ぶが西日本ではチリメンジャコと呼ぶ。違いは、しらす干しは水分が多く柔らかく、チリメンジャコは堅干しで旨味が濃い。年末、大堂津から大量に送って来たので、それをドサッと大根おろしに入れて食べた。とても美味い。

チリメンジャコは刻んだ高菜や大根葉と炒めても美味い。ショウガ、七味、醤油、ごま油で味を仕上げる。これでホカホカご飯を食べると止まらないほど美味い。
チリメンジャコはカタクチイワシの稚魚だが、昔の品は精製してなかったので、様々な異種の子供が交ざっていた。私はタコの子供を見つけると喜んで食べていた。
今はそんな異種の子供をチリメンモンスター(略してチリモン)と呼び、子供たちに人気がある。海老、タツノオトシゴ、貝、ヒトデ、と様々いて蒐集は楽しそうだ。

大根おろしは好きだが、下ろすのは苦手だ。
私は先端恐怖症で、おろし金のトゲトゲが怖い。先日、ラッコがウニを美味しそうに食べているのを、女性レポターが「可愛い。」と報道していたが、私はトゲトゲが怖くて見ていられなかった。
トゲの荒いサボテンも大の苦手だ。トゲの間を小鳥がチョンチョン飛び回っているシーン等、顔を覆ってしまう。ただし、トゲの形状によっては少しも怖くない。例えばトゲが密生している剣山やサボテンは平気で、カラタチや有刺鉄線のように適度に疎らなトゲがとても怖い。

それでも、焼き魚が好きなので、大根おろしは頻繁に作る。
昔の健康本には、焼き魚の焦げには発ガン物質のヘテロサイクリックアミンが含まれ、その毒性を中和するビタミンCの多い大根おろしと食べると良い、とあった。
私は健康のためではなく、大根おろしで焼き魚を食べるのが大好きだからそうしている。

OrosiFuyufuji_2愛用の下ろし金。
プロ用で刃が鋭く、軽い力で面白いほど簡単に、大量に下ろせる。
滑り止めのゴムを含め、総てが簡単にバラバラにできて洗いやすい。

昨日の玄関前通路からの夕日。
眼下は新河岸川で、ビル群は高島平方面。
寒風が強く、身体が揺れてシャッターがぶれた。
この寒空の下で寝るホームレスは辛いだろう。最近、彼らと自分との間に距離感がなくなって来た。
手持ちの金が乏しく、月末の支払いを計算すると胃が痛くなる。しかし、この落ち込んだ世相では、打開策は殆どない。それでも、老親を抱えた身では必至になって頑張る他ない。

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